寒いけれど晴天の土曜日、根津美術館の「繍と織」展に行ってきました!

飛鳥時代から江戸時代の、貴重な着物の端切れや着物のコレクションが展示されています。



鑑賞後はお庭を散策しました。

着物は手鞠柄、帯は松を描いた作家物の塩瀬の名古屋帯。

どちらも自分で仕立てた物なので愛着がひとしお。

袖が少し長いのは、娘達と共有するためです。

お正月らしいコーディネートにしてみました。





さて、この藁細工は何でしょう?

お庭に所々あるのです。

何かの芽を保護しているのかな?

それにしては手の込んだ細工ですよね。

お正月飾りかな?

美術館の方に聞くつもりが忘れて帰ってきてしまいました。

こんな謎ときを考えるのも楽しいですね。


美術館には着物の方が大勢いらして、皆さんのお着物を鑑賞するのもなかなか楽しいです。

帰り道のフィガロというレストランでランチをしましたが、窓から美術館に向かう着物姿がたくさん見れて良いロケーションでした。


その後、渋谷の創業1926年「名曲喫茶ライオン」へ。

今では修理も大変な立体再生装置を使用している、貴重なお店。


クラシック音楽が大好きというわけでもないのですが、野次馬根性で体験してきました。


ストリップ劇場がある百軒店というディープな通りにありました。

入る時に「おしゃべりはできませんがよろしいですか」と聞かれ「お好きな席をどうぞ」と通されます。

木製の巨大オーディオが正面に鎮座しており、圧倒されます。


店内は1人で来ている方が多く、じっくり音楽を聴いている人、スマホをいじっている人、本を読んでいる人、机いっぱい書類を広げている人など様々です。


この日は「トリスタンとイゾルデ」の日でした。

久しぶりのレコードの音は優しく聞こえました。