小脳の働きとイメージトレーニング | kondoukomatum165のブログ

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イメージトレーニングは小脳への刺激を利用して反復練習と同じことを行っているのかもしれません。イメージトレーニングの有名な話があります。

 

第二次世界大戦中、イギリスのパイロットがドイツ軍の捕虜になった。彼は戦前プロゴルファーであったが捕虜としての2年間、当然ゴルフの練習などできなかった。しかし開放されるまで毎晩、自分のベストの状態でコースを回るイメージトレーニング行い、戦争が終わった直後ほとんど練習を行っていないにもかかわらず、ほぼベストのスコアで優勝した。

 

私達のように、脳卒中で身体の片側に麻痺が起きても、元気に動いていたときのことをイメージし続けると、痲痺改善の可能性が高くなる。

 

『麻痺から回復した患者さんの脳の働きを検討してみると、反対側の大脳半球以外に小脳の働きが活発になっている。』との記事を読んだことがあります。

 

大脳と小脳の間には密接な関係があります。だから運動をイメージトレーニングすることによって小脳が刺激され、身体を実際に動かしたのと同じ効果が得られる可能性があるのです。つまり運動イメージは実際の運動に極めて近い課題であると考えられます。

 

私のように、両手を膝の上に置いて両手を見つめながら、両手を動かそうとし続けると、麻痺手に動きの感覚が出て来ます。これは視覚を利用したイメージトレーニングだと考えています。

 

但し、何かの動作をしようとした時に手が動かない時には、イメージではなく「動作をしようと考えながら」健手で補助して動作させることを繰り返す方が小脳と大脳を刺激して出来る様になると考えています。

 

脳のお勉強

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