今朝、日経新聞にて、
ブランジスタの事が記事になっていました。
本日、上場している「グループ2社」を合わせると、
13年ぶりに過去最高値の時価総額900億円を突破!
上場来(14年間)で、本日、925億円に達し、
最高値を更新致しました。

13年前、ネクシィーズは、
全市場の中で年間株価上昇率、
第2位となりました。
1,000億円を目前にし、
私は「時価総額経営」を意識し、
IRにも力を注ぎました。

まもなく、
Yahoo!BB(ブロードバンド)
の拡販が終了し、状況は一変しました。
株価は下降し、年間下落ランキング2位に。
最大値900億円が20億円まで下がりました。

株主の方々に一時、
天才と讃えられた事もありましたが、
それは罵声に変わってゆきました。

ちなみに私は、
NASDAQ Japanから一部上場し、
上場来いまだ個人の保有株を
1株も売却していません。
批難される中、当然、個人資産も失いました。
まさに天国と地獄を体験しました。

しかし、その時のピンチ(悔しさ)が、
実業家としての魂に火をつけました。
iPadもKindleもない時代に、
電子雑誌(新メディア)事業を中心とする、
ブランジスタ社を立ち上げました。

後に、エネルギー環境事業に参入。
こちらの業績力はグループナンバーワンです。
過去、ソフトバンクの孫正義さんと
タッグを組んだ事業、Yahoo!BBの拡販は、
当社の企画力・営業力をフルに活かせ、
孫さんと共にブロードバンドの幕開けだと、
当時の既得権益に風穴を開けて勝利を手にしました。

あの頃の当社のポジションは、
営業代理店として日本一の座にいました。
代理店ゆえの優位性もありました。
全てを自社でやるより遥かにリスクは、
軽減できましたからね。

しかし結論、僕は学び、心に決めました。
代理店事業はもうやりません。

【自身に誓った5つのルール】
①スケールの大きなフィールドで勝負する。
②他社に真似出来ないオリジナルコンテンツ。
③自社完結型 事業モデルである。
④業界で1位になれることしかしない。
⑤営業利益率10%以上のビジネス。

この10年間、殆どIRもせず、
成果・実証にて評価を得ようと、
コツコツと事業に専念して参りました。
自社のキラーカード(独自性)を、
磨きまくりました。

上場会社のトップである以上、
正直、株価は意識しています。
時価総額が2社足してとはいえ、
13年前の最大値を上回った事は、
僕にとって一つの節目というか、
やっと過去の自分に追いつけました。

この10年は様々な学習期間でありました。
行っている事業の将来性、私や社員の能力、
明らかに今こそが、創業来最大レベルと、
胸を張って強く言えますが、
それは実業(成果)で証明してゆき、
そこに株価はついてくると考えています。

今のNexyz.groupのポテンシャルは、
この程度ではありません。
強くなった私達の快進撃は、
まさに始まったばかりです。

長文になりましたが、
最後に、ブランジスタの実現に、
私に絶大なお力を貸してくださった、
幻冬舎 見城徹社長、レプロの本間憲社長 他、
芸能業界の方々、岩本恵了社長を始めとする
ゼロ市場からこの事業を創り上げていった社員達、
2社目の上場を実現させた専務の松井康弘、
全てのチームに感謝です。

エネルギー環境事業もゼロから構築していった、
大前成平副社長始めとする幹部・社員達を、
私は誇りに思っています。

そして、
ブランジスタゲーム社長 木村泰宗を
始めとする新プロジェクトチームのメンバー、
なにより、天才 秋元康さんが
総合プロデューサーとなってくださった事で
「神の手」も独創のモデルとして実現します。
未来に向けてのワクワクがとまりません。

社外取締役であり株主の
GMO熊谷正寿代表も、
私に源流をおさえる事業のあり方を
教えて下さいました。
楽天の三木谷浩史社長も株主として、
また当社の事業パートナーとなり
応援して下さっています。

Nexyz.groupのすべての社員達(同志)始め、
私に協力し沢山の刺激を下さった、
恩師 SBI 北尾吉孝社長 他、
僕の人生を豊かにし、
感性(新たな発見)を磨いてくれている、
パッションリーダーズの役員や仲間達。
私は心から皆さんと出会えたキセキに、
感謝しています。

既存事業を飛躍させながら、
スマホゲーム「神の手」や「越境EC」
「物流」に「動画メディア」、
出資している、C Channel、トークノート等、
私達の得意とするフィールドにて、
新たな挑戦も、し続けて参ります。