今日は、
僕のお金の使い方に関する事を
書いてみたいと思います。

20代前半の頃、
当時の僕は仕事が忙しく
休みがほとんどありませんでした。
そんな僕を横目に
友達は彼女と旅行。
宿泊はビジネスホテル
らしかったけど、
正直羨ましかった。

数ヶ月間休まず、
がむしゃらに働いた事もあり、
気が付くとお金が貯まっていました。

ようやく休みがとれたある日
「よし!自分も彼女と
旅行に行こう!」

奮起して、当時話題だった
神戸の一流ホテルを
ドキドキしながら予約しました。

ホテルはエントランスも
ラウンジも高級そのもの。
上質な空間にいることで
自然と胸が高鳴ります。

印象的だったのは
部屋に入った瞬間の彼女の表情。
とっても喜んでいた姿を
今でもはっきり覚えています。

人を喜ばせるためには
演出が大切なのだと学びました。

その夜、彼女がご機嫌で
眠った後も僕はなかなか眠れない。

僕は一人、視界に拡がる
神戸のまばゆい夜景を
もったいない!大金を使ったし!と、
記憶に焼き付けていました。

気が付くと窓ガラス写る自分の姿。
その少々セコい姿を見て
俺、ダサイな~!
感じてしまいました。(笑)

今度はもっと気持ちの余裕を
持って来よう!
もっと気持ちよく
過ごせるようになろう!と。
夢とは言えないけれど、
わかりやすい目標みたいなものが
芽生えた瞬間でもありました。

こうした、
やせ我慢して背伸びをした
経験への出費は
生き金だと思います。

一流や高級を経験するのは、
何もお金を手にしてからじゃない。
僕はむしろ、
お金がない時にこそ
一流を経験する意識を
つけた方がいいと思います。

経済的に苦しくても、
背伸びして見栄を張り、
その分汗をかいて
がむしゃらに頑張る。
だからこそ人は成長します。

ネクシィーズでは
毎月成績優秀者を表彰する
N1グランプリを開催します。
表彰後は恵比寿にある
旧ハンガリー大使公邸の
Q.E.D.CLUBで受賞者達に
ディナーを振る舞います。

社員は皆、感動します。
こんな贅沢な空間があるのだと。
広大で美しい四季を
感じられる庭園や、
一流のシェフが腕を振るう
食事に酔いしれます。

僕が20代で初めて行った頃は、
女将さんから
「アナタのような人が
来れるところじゃないのよ」

なんて言われていました。(笑)
それもそのはずで、
当時の会員権は1億円以上。

今ではたった二人しかいない
名誉会員の一人です。
(もう一人は、あの長嶋監督!)

自分が納得し満足するなら、
お金はいくら使っても
後悔はしません。

実際に、みんなに喜んで
ほしいから僕はおごりたがりで
イイカッコしいです。(笑)

セコくてケチな人は
器が小さいし魅力を感じない。

ただ、そうは言いつつ、
3,000円で買ったものが
2,000円で売られていたら
ムカついたりもする!
商売人ですからね!(笑)

世の中には、
何百万、何千万もする
高級車や高級腕時計を
衝動買いで何十も
持っている人がいます。
(コレクターは別として)
お金の力で気が大きくなって
無駄にお金を使う人がいるけど、
全然カッコ良くないと思う。
それは死に金

「これもいいな~!」
「あれもいいな~!!」
って、
いくつも気になるものが
ある中から
「やっぱりこれだな!!!」
最高の一つを選ぶ。

これが幸せです。

人間が愛せるものは
そんなに多くないからこそ、
1つか2つ本当に自分が
気に入ったものを大切に
長く愛用したい。

ちゃんとしたこだわりが
あってこそ生き金
本当に心から欲しいものだけを
手にいれる喜びこそ、
本物の贅沢だと思うのです。

幸せは、
なるものじゃなくて、
感じるものですからね。

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上記は前回(先週)の
エッセイです。

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