無いモノねだりと言えばそこまでですが、
僕は創業期の10年、大手企業の部長さんを
羨ましく思っていました。

理由は、僕が欲しいモノを
当然のように持っていたからです。

例えば、仕事のスケールの大きさ、
やりたいことがやれる組織力や信用力、
部下の数等々。

それに比べ、僕には銀行はお金を貸してくれないし、
個人のローンすら組めなかった。
大手と取引したくても相手にしてもらえず、
人一倍のやる気と覚悟もあるのに本当に悔しかった。

特にベンチャーという言葉すらなかった時代ゆえ、
創業者ならではの生みの苦しみを味わいました。

しかし今となっては、かけがえのない経験となりました。

あの頃、様々な信用力の恩恵を受けられる立場にある人と比べ、
唯一の武器があったとするならば、
それは生き残る生命力、
その根源となる熱狂的なハングリー精神でありました。

当時の自分と比べて今の自分が立つステージは、
やりたい事をおもいっきりやれる立場にあります。

ここにきて燃えなきゃバカです。
己のベンチャースピリッツを奮い立たせ、
初心のハングリー精神(情熱)を忘れることなく、
のしあがってゆきたいと思います。

気がつくと、今は誰も羨ましくありません。
その訳は「職業ではなく生き方」として、
歩んでいる事を実感出来ているからだと思います。
大人になりました(笑)

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昨日発売の雑誌 GOETHE(ゲーテ) 7月号に、
「凄腕秘書の秘密(特集)」で、
うちの秘書達もイキイキと載っていますよ!(^^)

(画像は日経新聞の広告とメインカットです)