ビジネスで、僕が得意なのは
発明力ではなく発見力です。
それは、まったくの無からの創造ではないということ。
いつも、目の前の仕事をピカピカに磨いていたら、
大体はそこから新たな発想が生まれてきました。


また、この業界とあの業界の常識はこうだから、
それをこうしてあ~して、そのハードルをなんとかして、
この新しい企画を用いると…
大きなマーケット、新しいビジネスモデルが生まれる!
と燃えてきました。


昔流行ったグリコのオモチャ付お菓子のように、
まったく違う業界が企画1つで、
とてつもないヒット(シナジー)を生むこともあります。


企画は、課題(ネック)をこじ開ける
アイデアとパワーがあれば実現できます。
常識でも非常識でもない、未常識を発見することです。


うちの旅色も、創刊1号の表紙(巻頭インタビュー)を
二流タレントで妥協していたら、
今のように、一流の女優たちで華々しく誌面を飾ることは
出来ませんでした。
有名でない人が表紙を飾ったあとに、スターは出ませんからね。
だからなんとしても、これまでネットの世界には登場しなかった
誰もが知るスターを最初から起用することに意義がありました。
次号で、女優達が私も出たい!出てもいい!と続くようにです。


結果、ご覧のとおり、
豪華なキャスティングが実現しています。
厳選された、掲載施設の旅館・ホテル・レストランは約2000件。
写真集のようなテイストで、電子雑誌の代表格となりました。


要するに、仕事とは一番難しいことからチャレンジし、
それを乗り越えた方が、後の仕事はやり易くなるのです。


だから目の前に困難が立ちはだかった時、
僕はいつもそう思いながら挑戦しています。