385号

事業環境の変化やさまざまな外部要因によって、
Nexyz.の成長に不安を抱かれている方も少なくないと思います。
確かにソフトバンクの戦略変更や、その中で私共が
強く進めてきた交渉の結果、収益モデルは変わりました。
安定的な業務受託型から成果報酬型へ変更し、
いわゆる10ヶ月前のモデルに戻ったことで
目先は顧客獲得のための経費が先行してきます。
しかし、これ迄と大きく違う点は、同じ成果報酬型でも、
新規のISP事業であるNexyz.BBを展開することにより、
ネクシィーズ初のユーザーからの

直収入型モデルが確立出来た事です。
またこれを機に、提供サービスとして

自社コンテンツの展開も可能となり、
事業領域も格段に広がっていくことが予想されます。
そして何よりもNexyz.の経営基盤である継続収入が
これまでの約5倍に迄上がるのです。
従来までの平均継続収入が、

1ユーザーあたり200円だったものに対して、
約1000円にまで上昇し、さらにプラスαがオプションであったり、
例えばコンテンツのパック販売等も開始していきます。
同時にポータルサイトの運営も行いますので、
コンテンツだけでなく、さまざまな創意工夫によって
来客数(ページ閲覧数)を増やすことで

広告収入等も見込まれてきます。
それに対して、インフラ回線は従来通り、

ソフトバンクと提携しているので、
足回りに膨大な設備投資は要しません。
よって、当初の先行投資に対する回収期間も
長期化することはありません。

正直、私が今、じれったく感じているのは、
皆様と同様といっても過言ではなく、

それこそネクシィーズ・トレード等の
グループ戦略を始めとして、新たな試みが多いため、
現段階では数値的目標が明確に提示出来ない所にあります。
かと言って憶測で開示し、ブレる分けにもいきません。
近い将来、マーケティングの結果に基づき、
各事業の進捗状況やグループとしての中期計画を発表致します。
何が先行投資事業か、これまでにないどのような仕事が増えて
どう儲かるのかのプロセスを詳しく数値化致します。
以上、以前のプレス発表のとおり、
柱となってきた事業の収益モデルは変わりましたが、
付け加えると、事業モデルに何ら変更はなく、
さらにパワーアップされたモデルであります。
その他の新規事業に関しても同様のことが言えます。
今後はこれまでの経験値を基に、より大きな収穫を目指します。
これまでの功績や実績も含め、他社さんとの根本的な違い、
独自の事業モデルの強みもご理解を深めて頂いた上で、
ご期待を頂ければ幸いです。
今後も引き続き企業価値の最大化を目指して参ります。