643号
まず始めに、重要なポイントとして、先行投資期間を終えた事をご報告致します。
当初の計画より若干遅れましたが、
ここにきて待ちにまった黒字転換が目前となりました。
これまでの二年間は社内において、第二の創業期として取り組み、
将来へのビジョンを描きながら、代理店モデルより
オリジナルサービスへの転換を図り、
メーカーの都合に左右されない仕組みと
安定した継続収入があるストック型ビジネスを追求して参りました。
ご覧の通り、連結業績のサマリー・営業利益の
半期推移は順調に回復しております。
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また、安定収益である継続収入の推移につきましては、
自社サービスへの転換をはかり、ストックコミッション型の追求を行ったことで
継続収入が増加し、当社グループの安定した収益基盤を確立いたしました。
今期は、この継続収入のみで23億5000万円を見込んでおります。
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ISP事業において、大きくチェンジしたモデルはご覧の通りです。
過去の継続収入が小さく、初期インセンティブが高い仕組みが、
このように真逆となりました。
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次に肝心のNexyz.BB会員数につきましては、
このように伸びています。
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先行投資を行ったグループ会社、
Nexyz.BB社の経常利益の推移はご覧の通りであります。
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前通期で△5億円だったものが当上期で△5000万円、
そして4月単月で初の黒字を達成致しました。
よって、冒頭で申し上げた重要なポイントである、
先行投資期間は終了致しました。
また、解約率も大幅に改善し、直近の解約率が維持できた場合、
今後2億円程度、収益を押し上げる効果が期待できます。
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さて、本事業の今後の見通しについてでありますが、
私は一つのゴールイメージとして
25万会員規模を想定しています。
この会員数をキープさえすれば、
年間あたりの経常利益はざっと10億円です。
もちろん、その後も獲得を続ける可能性は高く、
新たなテクノロジー商品も登場するでしょうから、
既存のお客様にも引き続きおすすめして行くでしょう。
しかし、当社はマーケティング会社であり、
通信事業者ではありません。
常に時代のニーズに変化対応し、
様々な角度より新しい価値を創造して参ります。
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その他、グループ会社も随時、黒字化を達成してきております。
あらゆる角度から投資期間を終え、
回収期へシフトして参りました。
2005年までは10年間連続 増収増益で、
最大時は売上197億5400万円、
経常利益18億7600万円。時価総額は900億円ありました。
そして、将来の発展に向け投資によって
この3年間は業績的には苦戦致しました。
株価もご存じの通りであり、
株主様には大変ご迷惑をおかけしました。
しかしその間、5つの事業、
将来の希望を育ててきた事も事実です。
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今まさにグループ連結業績黒字化を目前とし、復活の兆しが見え、
当社の足元は着実に強くなってきております。
今日は数字の部分だけを一部トピックスでお伝え致しましたが、
さらに詳しい財務内容並びに新規事業の近況等につきましては、
近日(6月10日火曜日を予定)ネクシィーズのホームページより、
動画で説明会の模様がご覧になれますので、
そちらを見て頂ければ幸いです。
株主の皆様には今後供、ご期待を頂きたく願っております。
社員一同、全力で結果を残せるよう頑張って参ります。