661号

一流を見るのは何もお金を手にしてからじゃない。
むしろお金がない時にこそ、一流を見る意識をつけた方が良い。
人生は背伸びをしてこそ
将来の景色が見えてくる。


例えば、よく行く居酒屋で飲む回数を減らして、
その分をのり弁当とかにして節約する。
そして、その浮いたお金が貯まったら、
いつもなら行かない一流店に行くのだ!
高級しゃぶしゃぶなんかイイんじゃないかな。
ちなみに僕は鍋物が好物!(笑)
彼女にご馳走すればなおイイ。喜ぶぜ!
女性には演出が大事なことを学ぶよ(^^)

話が横にそれるけど、ここで女性にワンポイントアドバイス!
ワリカンが当たり前のような男は大成しないぞ。
男は貧乏でも見栄を張り、その分、汗をかいて頑張る!
だからこそ成長するんだ。

さて、話をしゃぶしゃぶに戻そう。(笑)
普段食べないお肉を食べた瞬間、きっとこう思うよ。
なんじゃこの美味い肉は!(驚)
そう!それが明日のモチベーションに繋がるのだ。
また絶対にあの店に行くぞぉ~!彼女を喜ばせたい!とね。
普段の生活で二流ばかりを見ていたら、
そうしたファイトは湧いてこないだろ?
同じお金を使うなら生き金を意識してみよう!
昨夜、何を食べたっけ?の繰り返しはつまんないぞ。

ここで、僕の背伸びした思い出話をする。
あれは20代前半の頃。
僕は仕事が忙しく休みが少なかった。友達は彼女と旅行。
貧乏だからビジネスホテルの旅だけどね。(羨ましかった!)
僕は休みが少ない分、気が付いたらお金が貯まっていった。

休みがとれたある日の事・・・
よし!この休日を利用して
僕も彼女と旅行に行こう!

奮発して、一流のホテルを予約した。
部屋に入った瞬間、彼女はとっても喜んだ!
そう。その姿を目にして、演出の大切さを感じたのだ。(笑)
彼女がご機嫌で眠ったあと・・・
僕は眠れない。何故かって?
だって寝たら気絶したのと一緒だぜ(>_<)
目が覚めたら、チェックアウトだ!
僕は一人、神戸のキラキラと輝く夜景を眺めた。
もったいない!もったいない!と、
その景色を目に焼き付けていた。

ふと気が付くと、窓ガラスが鏡のように反射して僕を写し出していた。
その姿を見て・・・俺、だせぇ~!と思った。
そして自分にこう誓った!
またいつか、気持ちの余裕を持ってここに来よう!
視野の狭かったあの頃の自分。
でもだからこそ、今になってその背伸びは必要だったと思えるんだ。
夢とは言えないけれど、分かりやすい希望が芽生えた。
また、そうして我慢から得た生き金の価値を知る事で、
お金を手にしても、逆に無駄使いはしなくなったと思う。
何台もの車や沢山の時計も、コレクターじゃなければ必要ないもんね。
そんな衝動買いは成金ぽくてカッコ悪いし、
お金に溺れちゃうと、心が貧乏になってしまう。
心豊かに、本当に心から欲しいモノだけを
手にいれる喜びこそ、本物の贅沢だと思う。


僕より若い世代の人へメッセージする。
まずは背伸びから始めて、
本物の価値を学んでゆくべし(^^)

幸せは、なるものじゃなくて、感じるものだからね。



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