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走行中エンジン焼きつきにより入庫してきました。

圧縮測ると1でした。確実にエンジンが壊れてます。

シリンダーヘッドを開けてシリンダーを抜くとピストンが焼き切れてました。

オーナーさんが全て新品部品で直して欲しいとの事でしたのでネジ1本から新品で組み立てる事に。

全所有者が分解したのか液体ガスケットだらけで除けるのに時間がかかりました。

ピストンを組む時は初期慣らしの為にペーパーをあててバリ取りしました。

ピストンピンは温めて圧入です。無理やり温めないで入れてはいけません。

後はヘッドはそのまま使うのでスキッシュエリアのカーボンをきれいに掃除して面だししたら完成です。

カバーも無茶苦茶されていたので新品です。

プラグもオーナーさんが新品に交換されていましたが良く見ると品番違いBPR6HSA本当はBR6HSAです。先端の形状が違うのでもしかしたら異常燃焼するかも知れないので交換しました。やはり指定のプラグにする方が無難です。

ライフ、ステップバン、Zでもたまに違うBPプラグが入っています。本来はB7ES(熱価違いは構いません。)の純正品番を使いましょう。


無事キャノピーはエンジン一発始動でした。
これからも大切に乗ってもらいたいです。

おわり。