FCRの取り付けに来てくれたN360でしたが残念ながらいろんな所のネジ山のが無くなってました。
これではFCRを付けても意味が無くなるので全て治します。


シリンダーには異常は無さそうなのでこのままいきます。

バルブ回りもまだ許せる範囲でした。
プラグ穴を見たら片方は半分ねじ山が無く反対側は以前修理されてますが真鍮削りだしで修理されていますが斜めに入ってて外側に5ミリ位出てきています。
これは修理するよりも部品交換します。

部品取りからバルブヘッドを取り出します。
こちらもねじ山確認すると6ミリネジ山は無事でしたがやはりプラグ穴がダメでしたのでヘリサートで復活させました。
洗浄後にバルブカーボンを取り除き擦り合わせしました。
ヘッドを組み立てポイントケースのオイルシールを見たらカチカチで使え物になりません。

ここは純正製造中止になり困りました。
以前から気になっていたのでポイントケースを旋盤で削って、内径、外径合うのを入れました。

中々うまくいきました。
これでヘッドが完全に組めました。



後はFCRを取り付けてセッティングしました。

まだ走りだしなのでだいたいの所までで。

後はオーナーさんに合わせながらセッティングを変えていきます。

エンジンもかなり良い感じで更け上がります。

純正キャブレターでは味わえない加速します。
オーナーさんも喜んでもらえました。

それにしても疲れました。

終わり。