私は、もう25年近くブログを書き続けている。長いようで短い年月の中で、毎日のように書き続けた時期もあれば、時々しか書かなかった時期もある。思い返せばコロナ禍のとき、ふと思い立って毎日連続でブログを書き続けた。あの時は、世の中が止まったように感じる中で、逆に私自身の思考や行動を止めてはいけないと感じ、挑戦したものだった。
結果的には1000日続けた。
私がブログを書き始めた原点は、日経BP社のスモールビズというサイトでの連載だ。約2年半、77回にわたり、IT活用について書き続けた。今振り返れば、その経験が今の私の発信スタイルの基礎になっている。連載が終わってからも、私はベトナムでの活動や日々感じたことを発信し続けてきた。
「書きながら考える」ブログの魅力
ブログを書くとき、私は「考えて書く」というよりも「書きながら考える」ことが多い。文章を紡ぐ中で、自分の考えが整理され、新しい気づきが生まれる。書き終わってみると、始めに想定していた内容から少し変わっていることもある。これがブログの面白さであり、発信を続けるモチベーションでもある。
ブログを1本書くには、それなりのエネルギーがいる。1500文字ほどの記事であっても、タイトルを決め、構成を考え、書き上げ、そして推敲するまで、慣れていても45分はかかる。以前はこれを自分だけで行っていたが、今はAIのサポートを活用している。
AIが整える私の文章
現在のブログ執筆は、私が3分ほど話した内容をAIが整形し、1500~1800文字の原稿にまとめるスタイルだ。内容はもちろん私自身の言葉であり、考えそのまま。AIが補うのは整形や構成で、推敲もほとんど必要ないほどだ。
半年以上、この方法を続けてみて実感したのは、もし今、自分だけで1500文字のブログを書こうとしたら、きっと以前より時間がかかり、苦戦するだろうということだ。新しい手段を身につけると、以前のスキルが少しずつ減衰する。これは自然なことだが、少し複雑な気持ちになる。
書くスタイルの多様性
今の世の中、ブログや情報発信は流行っている。自分でしっかり書いている人もいれば、代行を頼んでいる人もいる。中にはAIに丸投げしているケースもあるだろう。
だが、私はそれだけでは物足りないと思っている。
AIを使うことは悪いことではない。むしろ効率的だし、思考を広げる意味でも価値がある。ただ、やはり時には自分の手で書いてみることも大事だ。だから私は、今後もブログを書き続けるし、ある時期にはもう一度、あえて全部自分で書く挑戦もしてみたい。
これからも伝えたいこと
私がブログを書き続ける理由は、単なる情報発信ではない。思考を整理し、未来を描き、そして誰かと共感を共有するためだ。読んでくれる人には、いろんな書き方、いろんな表現があることを知ってもらい、それぞれのやり方で楽しんでほしいと思う。
25年続けてきたブログは、私の人生や仕事の軌跡そのものだ。これからも、AIとともに、時には自分の手だけで、また新しい挑戦をしながら、思いを綴っていきたい。