ペットショップで起きた死亡事故。

もう2010年もいよいよ年末。

本当はもっとおめでたい記事を書きたいんですけど、

実は今年は一つとても悲しかった出来事があって、

そして年を越した来年まで持ち越したくないことなので

改めてこのことについて書きたいと思います。



2010年8月真夏のこと、

飼っていたペット、フレンチブルのぶたこが死んだ件です。




そのときもブログで少しだけ触れましたが、

詳細までは書かなかったと思います。

レコーディングをメインに色んなことが立て込んでいた時期だったし、

その後もアルバム発売付近のタイミングだと、

重い話題をすること自体がどうかと思えたので。




今年8月半ば、数日間出かける用事があり、

ぶたこをペットホテルに預けて出かけることになりました。

そのペットホテルで起きた事故です。




預けた数時間後、ペットホテルから連絡があって、

かかってくる理由も最初よく分からなかったし、

おどおどした声で話し始めた店員さんに？？？でした。

一瞬言っていることがよく理解出来ず、

「ぶたこちゃんが先程お亡くなりになりました。」

と何度も告げられ、

そしてやっと理解出来たときには絶叫した記憶があります。




状況をよくよく聞いていくと、

ずさんなお店の対応に段々怒りを覚えてきました。

まず、フレンチブルは元々高温に弱い短頭種ということで、

温度にはかなり注意していないといけないこと。

当然ペットショップの人もそこは分かっていたらしいのですが、

驚くべきは、預かってもらったときエアコンが壊れていたらしいです。



エアコンが壊れていたにも関わらず、短頭種を預かり、さらにその事実を飼い主に知らせなかったこと。

心臓停止した後すぐに病院に連れて行くなりの救急の対応をしてもらえなかったこと。

そして、心臓停止後1時間経過してからやっと飼い主に連絡してきたこと。



全面的に否を認めて頂きましたが、

全てにおいてこちらが納得出来る理由の言葉はもらえず、

責任感も全く感じられず、

ごめんなさいごめんなさいだけ言われても、許せるわけもなく。



店員さん一人を責めてもどうしようもないと思い、

本部の方にも連絡して話をしようとしました。



ところが、

その方にも返事を数週間待たされたあげく、

電話で再度確認しようとしたときには、

こちらが名乗ってもその事故の相手だとすぐには分からないくらいひどい本部の対応。




事故が起きた直後はCoo&Rikuさんのことが憎くて仕方なかったですが、

そんなこと考えていても、

大事なペットは戻ってこないですし、

いつまでも辛い想い出を引きずらないことにしました。




しばらくはショックが大きすぎて、泣いて過ごしました。

今も毎日のようにぶたこのことを思い出したりするけど、

楽しかった記憶が強すぎて、

ふてぶてしいオヤジキャラが濃すぎて、

今でも思い出すと笑えてきます。




ただ、もうこんな事故が起きて欲しくないので、

少しでもこういう事実があったということを知ってもらいたいと思って、ブログに書くことにしました。



Coo&RIKUさんに行ったことがある人、今現在行っている人には気をつけて頂きたいと思っています。

正直、動物の命をそんな風に扱える人達にペットショップを運営して欲しくないくらいです。

今オフィシャルサイトを見ても、その時の事故のことには(当然ですが)触れられたりしていません。

わんこだけではなくすべてのペット好きな人、

そしてペットショップを運営している方にも、

真剣に考えて欲しいと思います。




今回はこのような事故が起きてしまいましたが、

どのペットホテルでも可能性がゼロなことではないと思いますし、

誰もが注意して欲しいと思っています。



もうこんな事故が起こらないことを、切に願います。



近藤葵