原点に戻り、再出発。(新春の集い2018挨拶より) | 近藤洋介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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近藤洋介です。HPのリニューアルに合わせてブログも再開も再開します。1回目は2018年1月14日に米沢市で開いた「近藤洋介新春の集い」の挨拶から。まずは、無所属の立場で原点に戻り、再出発します。

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近藤洋介です。改めて、新年あけまして、おめでうございます。

正直、昨晩は、私昨晩はあまり眠れませんでした。落選した私の新年会です、本当にお集まりいただけるだろうか?天気はどうだろうか?不安でした。

私は、寝つきが良いのが取柄です。でも、実は昨年の選挙の際は告示三日前から10日間、眠れぬ夜が続きました。昨晩は、それ以来です。

 

ところが、今日、この会場に溢れる、多くの皆様に、ご参加いただきました。

心から、心から、心から、感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

 昨年の総選挙では、後援会はもとより、地元の多くの方々のお力を、ご声援を、真心を、頂きました。5期14年間預かってきた代議士の議席を失ってしまった、戦後70年続いた米沢の代議士を途絶えさせてしまった事は、ひとえに私の力不足であります。

 

それでも、向かい風の中で、「近藤洋介」「洋介」と書いていただいた92,035票。重い、貴重な得票です。前回と比べ1600票、得票を増やしていただきました。改めて、感謝、御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

 

議席を失って3カ月間、私自身、自らを反省しながら、自問自答してきました。

 

選挙は自民党・安倍政権の勝利でした。しかし、ふるさとの暮らしは良くなったのか?明るい展望が開けているのか? 次の世代にツケを残していないか?

株価は確かに上昇しています。バブル以来、最高値を記録しました。一方で、地域や日本の国、社会の全体を覆っている「不安感」「もやもや感」は強まっています。これは、政治の責任です。

 

政治は、将来不安を解消するため、現実的な対策を打ち出しているのか?対応できているのか? 分解してしまった野党、このままで良いのか?

政治とは、未来をつくる仕事です。今、与野党と、もその責任を果たしているとは、残念ながら、言い切れません。

 

投票日の翌日から街頭に立ちました。地元・米沢で、市役所前で、13号線沿いで、置賜で、落選した私に、車から、声援して下さる方々がいらっしゃいます。「洋介さん、今の政治ではだめだ、次頑張れ」と激励を受けました。

 

七市10町では、後援会の集会、地域座談会、開かせていただきました。落選した近藤洋介の話を聞こう、意見しよう、お集り頂き、貴重なお話を伺って参りました。

そして、何より今日、こんなにも多くの皆様が、ここグランドホクヨウにご参集いただきました。

 

皆様の前で、万感の思いで、感謝の気持ちと決意を申し上げます。

私は、もう一度、挑戦いたします。

全身全霊をあげて、地元のため、ふるさと山形県のため、子供たちの世代の立派な社会を引き継ぐため、政治活動を再開いたします。よろしくお願いいたします。

 

18年前の2000年、平成12年の私の最初の選挙公約は「豊かなふるさと、山形県を築く、そして日本を立て直す」でありました。無所属で立候補した選挙、これが私の原点です。この原点に戻り、次の国政選挙に向けて、捲土重来、再起を期してまいります。

 

原点に戻るために、まずは、「積極的に無所属」の立場で再出発いたします。

昨年の総選挙で、私は当時の民進党の方針に従って「希望の党」の公認候補として立候補いたしました。昨年の暮れ、希望の党の古川幹事長から次期衆議院選挙の公認候補を引き受けてほしいとのご要請をいただきましたが、ご丁重にお断りいたしました。

 

民進党では長く山形県連会長を務めてきたこともあり、同志から「復党して欲しい」とのご要請もあります、また、枝野幸男代表率いる立憲民主党からも、お誘いも受けております。みんな仲間であり、同志です。連携を取りながらも、私自身は、原点に戻る、との想いから、各政党とは、しばし距離を置きたいと思い、ます。

 

政党に振り回されてしまった前回の選挙の反省に立ち、私は今、あえて「山形県民党」の立場で、何が必要な政策なのか?そのために、国は何ができるのか? を、素直に、愚直に、まっすぐに、政策を構想し、打ち出してまいります。木村県議をはじめ、青柳、青木、松田4名の県議、そして各市議、町議の同志の自治体議員の皆様とスクラムを組んで、山形県民党の立場で行動します。

 

まずは、何よりも、徹底的に歩き、お話を伺うことが第一です。お宅を、お店を、田んぼを、工場を、倉庫を、事業所を訪問させて頂きたく思います。議席を、バッチを失ったからこそ、伺えるお話もあるかもしれない、気づく現実がある、そう思いなおして、徹底的に歩いてまいります。

 

私は現場が原点です。故郷に寄り添い、故郷で発想し、誇りのある故郷を築く、国をつくる。どうか、皆様のご意見をお教えください。よろしくお願いいたします。

 

みなさまのお声を大切に伺いながら、米沢の、雪国の、山形県発の、「新しい社会」を提案してまいります。そして、何としても実現してまいります。

 

平成30年の今年は、明治維新150年の節目の年でもあります。初代内閣総理大臣の伊藤博文首相、50年目の陸軍大将の寺内正毅首相、100年目の岸信介首相、そして150年目の安倍首相と、全員が、長州、山口県です。この長州の150年間、ある意味で、東京一極集中を進めてきた150年間でありました。すべてを否定するつもりはありませんが、東京集中のいびつな構造は、限界です。

 

私は、今日のゲスト、野田佳彦前首相と一緒に「安倍首相の目指す長州政治」と違う「もうひとつの日本」の実現を目指してまいりました。それは、東京一極集、一握りの人たちが「権力」や「お金」を独り占めするのではなく、お互いが支え合う、まじめな中間層が「夢」を持てる社会の実現でありました。だから、ひとづくり、中小企業、社会保障に力を注ぎました。一極集中ではない国造り、豊かな地域、地域に力を、は道半ばです。

 

私は、ここ米沢、山形県こそ、「もうひとつの日本」を実現する土俵が整っている、と確信しております。伝統と文を、化に裏打ちされた地域社会が残っているからです。志ある、心ある人材がいるからです。

 

政治とは、未来を創る営みであります。私、近藤洋介は、ここ米沢、山形県から、みなさんと一緒に日本の未来をつくりたい。

そのために、再び、私は一から出直して参ります。

 

行動する52歳、全力で頑張ります。

もう一度、チャンスを頂きますよう、復活し、恩返しさせてください。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

2018年1月14日

近藤洋介