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イーストウィックの魔女たち

ジャック・ニコルソン主演の映画でもおなじみのミュージカル「イーストウィックの魔女たち」を博多座にて見てきました。
わずか4日前にヤフオクで落札(しかも送料込みでも定価よりお安く・・)したチケット!
端のほうではありましたが、前から4列目のお席で意外に見やすかった♪
出演はご当地出身(といっても大川市)陣内孝則、一路真輝、涼風真世、森公美子ほか。








イーストウィックの町に住む、理想の男性を追い求める3人のバツイチ女性、アレックス、ジェーン、スーキーは、引っ越してきた男性ダリルにみるみる魅せられてしまいます。
ダリルは実はデビル。
ダリルの邪悪な力はこの3人だけでなくイーストウィックの人たちみんなを巻き込んでゆき、そして事件が。
アレックスたちはついに力を合わせて、ダリル退治(?)に挑むのでした・・。

楽しくて、ちょっとエッチなオトナのミュージカルでした♪

陣内さんがあからさまに3人を誘惑したり、その3人が下着姿もあらわに(といっても真っ赤なので、そう生々しくはない)登場したり・・。
セリフも「もし娘たちと来てたら、ちょっと困ったな」というようなものもあったし(汗)

あらかじめ予想はしてましたが、陣内さんの博多弁がそこかしこで炸裂!

「だけん、エジプトで買ったて言いよろうがっ!」(だからエジプトで買ったって言ってるだろっ!)
「まだ、弾き方ば知らんしゃれんだけたい」(まだ弾き方をご存じないだけですよ)
「こん、ばかちんがっ!」(この馬鹿者がっ)

ご当地でお客の心をつかむには一番手っ取り早いやり方なのでズルいっちゃ~ズルい(笑)
でもそれで盛り上がるのは確か。
陣内さんの繰り出す博多弁に、森公美子の笑いが止まらなくなる一幕もありました。
公演終了を告げるアナウンスも陣内さんの博多弁によるもので、みんな大笑いしながら劇場をあとにしましたよ!

話題のフライングシーンは正直「こんなもんか・・・」でした。

もっと、ピーターパンみたいに「前後にぶ~ん、ぶ~ん」みたいなヤツを想像していたもので・・。
森公美子だけ他のふたりより高度が低かったのは、やはり体重が重いから??

大浦みずき・・ミュージカルのために生まれてきたような人

・・と思います。
なんかいつも歌声を安心して聞いていられるんです。
多分に声質によるものだと思うんですが・・。
一路真輝だって涼風だって、モリクミだって、歌は上手かもしれないけど、上手い上に聞いてて心地よいのは断然大浦みずきの方です。

その点、陣内さんの歌は聞いててなんか居心地悪いです(汗)
ミュージカル向きの声じゃないし、決して上手いとはいえないし・・・。
ただ、なにしろ彼はもともと「ロッカー」なのでノリはよかったですよ。
あとスタンドマイクさばきも(笑)