ゴールデンウィークはすっかりおこもりしてました。胃痛もなんとか治って元気です。
ボーイズたちがSWITCHでフォートナイトをしてたので、たまこもやらせてもらいました。
と言っても、戦えないので、金属を集めろと言われて、片っ端からつるはしで破壊しまくってたら(撃たせてもらえない)ガス爆発を起こして瀕死になって、ボーイズに怒られたたまこです。
危ないって言ってよ
あなた家を建てたから。
たったそれだけの理由で実家の外壁塗装のメンテナンスに関わることになったたまこ。
塗装のとの字もわかりません。
一つ一つわからないことは調べるしかありません。
ネットって偉大ですね。
まず最初にどんな塗料の種類があるのか調べました。
たまこの実家の外壁
現在塗られているのは住宅塗料の大手、エスケー化研のセラスカケン。
住友林業さんのシーサンドコートも作ってる会社です。
セラスカケンは砂、シーサンドコートは砂やサンゴや貝殻を入れた石材調の塗料です。
意匠性の高さが売りです。
塗料には大まかに
アクリル5-6年
↓
ウレタン7-10年
↓
シリコン12-15年
↓
ラジカル14-16年
↓
フッ素15-20年
↓
無機20年以上
という感じでランクがあり、下に行けば行くほど耐用年数が伸びるとともにお値段もグンと高くなります。
特にラジカル、フッ素はガクンと値段が上がりし、無機塗料は更にその倍という感じです。
そしてたまこの実家のセラスカケンはアクリル系樹脂。
一番耐用年数が低かったのですが、軒のおかげで20年も頑張ってこれました。
しかし、先日訪れた親戚のおうちは海のそばのため外壁も10年ごとにフッソで再塗装しているそうです。(去年2回目)
また、塗装屋さんの話によると、近くに化学系の工場あるようなところも煙?のせいなのか、劣化が早い地域があったりするそうです。
つまり、この耐用年数というのは、家の場所や状況でかなり変わるということがわかり、一概にアクリルだからもたないよとかフッ素だから20年もつとか言えないんだということがわかりました。
そしてその次に塗り方です。これでも値段がかわります。
①石材の入っていない塗料で塗る方法。
②石材の入っているもので再塗装する方法。
テクニック的には石材が均等にばらまかれるように塗る必要があるため(特に色石などが入ると)、②の再塗装のほうが当然高くなります。
紹介された塗装やさんが①のサンプルを2つ作ってきてくれました。
セラスカケンに石材の入ってないシリコン塗装したものを重ねた場合
セラスカケンに石材の入っていないフッ素塗装したものを重ねた場合
また、②の再塗装のほうが高くなるといっても差額としては10万円位しか変わらなかったので①の今の塗装面にプレーンな塗料を塗るメリットが感じられないし、両親としても砂粒感があるほうが好みだということで、
②石材の入っているもので再塗装する
ということになりました。
それでは次にどのランクの塗料を使うかです。
今回お願いした塗装会社さんでは、セラスカケン(アクリル)からシリコンに変えても差額なしでアップできるということでした。
それでシリコンの石材入りとフッ素の石材入りの2種類の見積もりを取ってみました。
見積もり額ドンっ!!
シリコン
220万円
フッ素
315万円
税込み価格
足場代、コーキング打ち替え工事、高圧洗浄代、破風・軒天・樋・パイプ・雨戸・水切・玄関の木材部塗装混み
どちらかを選ぶわけですが、
95万円の差額分=5年の価値があるかどうか?
今までのアクリル塗装でこれだけ(20年)もってくれたのだからそれよりも上位のシリコンであれば十分ではないかと考え、今回はシリコン系の石材入りの塗装で再塗装してもらうことにしました。
再塗装するのであれば、今までのベージュでもいいのですが思い切ってちょっと違う色にしてもいいのでは?と思い、サンプルを取り寄せた結果、少し濃いめの色で重厚感を出してみようということになりました。
ちなみに、工事費の明細を見てみると
1位 コーキング打ち替え代
2位 外壁塗装代
3位 足場代
この3つで半額以上を占めています。
コーキングが第一位ってかなりびっくり。
確かに今あるものをきれいに取り去って打ち直すっていうのだから手がかかる部分ですよね。
今回実家のメンテナンスを機会に外壁塗装の勉強をしてみましたが、将来の自分の家のメンテナンスが必要な時に、なんとな~く覚悟ができました。
メンテナンス貯金、やっぱりかなり必要ですね。