パソコンの中を整理していすと懐かしい文章が出て来ました。

無錫で暮す生活を書きとどめて置きたいと2004年からホテルで書き始めました。

かなり古いので参考にはなりませんが、

定年後を楽しく過ごした生活が少しはご理解いただけると思います。

現在の中国の躍進と比べて見てください!!

 

76歳を過ぎるまで働くことが出来ました。ニヤリ

 

                                                                                 2007年記

 

 

朝食を外で食べると言う事でチックアウトして繁華街へ行きました。

お店は人でいっぱいです、

やっと2人が座れる席を見つけて注文に陳さんはたちました。

 

 

揚州で朝食は一番人気のお店だそうですよ。

私たちが着いたのは8時ごろでしたから、まだ席が取れたようです。

中国の人は朝から外食をする方が多いですね。

 

ここのお勧めは大きな餃子ですよ!

 

 

カニ味噌のスープが中に入っているそうでストローで汁を吸ってから

食べるそうです。

火傷をしないようにゆっくりと吸い込みました。

美味しいです!!ニヤリ

 

 

 

他には水餃子、面包、小龍包,包子、

大きな餃子はもう一つ欲しかったのですが・・・・

朝食1人前30元でしたから、結構高いですね。

 

地元料理を頂けるのは陳さんが同行してくれたからですね。ウインク

 

 

帰るころには外にも沢山の人が訪れていましたよ。

 

近くには骨董市が開かれていまして

沢山の方が買い求めていました。

 

 

 

そうそう、S君に両替をしてあげたのでどこかで換金をしなければ・・・・・・

自転車タクシーを拾い中国銀行へ。パスポートと1万円を出して両替です。

いつもは宿泊ホテルでしていますから銀行で換えることは久しぶりです。

 

自転車を漕ぐのは人のよさそうな小母さんが案内してくれます。

楊州の街には沢山の自転車タクシーがありまして、場所を話し値段交渉で決まります。

商売がうまくて昨夜の人も最初は10元と言っていましたが,

20元にするからと延長を申し出ます。

納得すればよいのですが降りる時も5元のチップを要求してきました。

陳さんは断っていました、言葉の話せない私には少し無理なようです。

 

昨夜も走った道も少し通っている感じです、小母さんタオルで汗を拭きながらの力走ですが、

すこし信号無視もしている様子・・・・・えーん

小母さんは毎日の仕事で結構日焼けしています、

汗が出たらお化粧は直ぐ落ちますね。

ニコニコしながらうまく自転車を操り走ります。

 

 

細い路地を走り江沢民さんの生家も見せてくれました。

とても車が入れそうに無い細い道で塀に囲まれた大きな家です。

 

清代に造られたと言う庭園に行きました.個園だそうです。

 

 

 

太湖石がここでもたくさん使われています。

石を組み合わせて春夏秋冬を表現しているそうですが私には理解できなかったです。ショボーン

 

 

1858年に何芷舠という高級官僚が造った庭園付きの自宅だそうで

現在は一般公開されている庭園です。

 

 

若いっていいですね、全然疲れがなさそうですよ!

 

次に訪れたのが痩西湖公園です。

杭州の西湖を模して作ったと言う細長い人工池です。

 

 

歩き疲れているので船にしましょうと楽な方を選びました。

快晴に恵まれて日差しがきつく、

日陰が恋しくなり遊覧船で公園内を廻れば楽ちんと逃げたわけです。

 

 

ここから2キロほど船で移動します、全長4キロの細長い湖です。

 

 

中国の公園はどこも泥水で日本の公園と比較になりません。

大きな平野ですから水の流れが無いのでしょう、

こちらで見るたびに山の多い日本は水に恵まれている事を痛感します。

食べる魚も泥水の中にいます。

基本的に食するのは川魚が中心で海の魚は高級魚になります。

 

 

 

20元の船代が高くて大半の人は歩いています。

日本ではこの様な細長い公園は見た事がありませんね。

 

湖の途中で下船、もうこれで終わり・・・・?

細長い湖はまだまだ続きます。

遠くに塔が見えます、あそこまで歩くとか・・・・中国の人は良く歩きますね。ショボーン

 

 

車社会で歩く事を忘れた日本人はだめですね、仕方なく陳さんについて歩きます。

23歳の陳さんと65歳の私では体力的にも差が出てきています。

日本国内で老人と若い女性が親しく会話しながら観光をする少し滑稽に見えませんか・・?

気持ちが通じると本当に親切な中国の方々です。

マスコミでは評判の良くない中国ですから、いくら私が言っても無理かもしれませんね?

昨日、日本へ戻ったS君が「もっと滞在したかった」と

言葉を残して帰っていったのが何より私の救いです。

 

 

公園を出てお寺の入り口まで来ました。

そこから少し坂道が見えて、もう足が痛くて歩けないとダウン宣言しましたよ!ショボーン

 

今、資料を見ながら残念に思うのは公園を出たところにそびえ建つ塔は

大明寺で鑑真和尚が日本へ来るまで過ごしたお寺です。

なぜ行かなかったか、本当に足が痛くて公園を見ただけで精魂使い果たした心境です。

もちろん勉強不足もありまして残念な事になりましたが機会を見て再度、

楊州を訪問したいと思います。

 

揚州へは以後3回来まして、大明寺も3回お参りしました。