パソコンの中を整理していすと懐かしい文章が出て来ました。

無錫で暮す生活を書きとどめて置きたいと2004年からホテルで書き始めました。

かなり古いので参考にはなりませんが、

定年後を楽しく過ごした生活が少しはご理解いただけると思います。

現在の中国の躍進と比べて見てください!!

 

76歳を過ぎるまで働くことが出来ました。ニヤリ

 

                                                                                 2007年記

 

 

S君は仕事の都合で一足先に帰国するのです。

明日は5時にホテルを出て浦東空港へ向かいます。

 

上海浦東空港まで私と陳さんで送ることにしていますよ。

S君一言・・・・・・「帰りたくなくなった、

近ちゃんが中国は楽しいといつも言っているが理解できました」と・・・

昨年私の臨時通訳をしてくれた陳さん、覚えていますかね?

 

陳さんは飛行機が見たいと言う事で浦東空港まで一緒に行きます。おねがい

携帯に連絡を入れると大丈夫

4時におきて5時前にはホテルに行きますと返事が返って来ました。

 

5時前に陳さんがホテルのフロントへ来ました。

まもなく浦東空港まで送ってくれる黒車(白タク)が来てくれました。

胡さんが手配してくださった車です。

上海浦東空港まで130キロありますが安くして頂き400元(6400円)で行けますよ。

私が勤める会社から依頼すると500元、中国系の会社から依頼すると

100元も安く行けるのですよ。ニヤリ

 

S君の帰国が不安で送っていくことにしていました。ショボーン

陳さんご存じない方もお出でですね?

3月から1ケ月間、私の技術指導で臨時通訳として手伝ってくれました。

その後に日系のF電機に通訳で入社し、3ケ月で務まらないと助けを求めて来られ

私の友人を通じて日系の会社に再就職のお世話をした子です。

 

陳さんは近くで飛行機を見たことが無いと、空港に行ってみたいと同乗したのです。

 

 

蘇州付近で日の出が見えました。

 

S君を送ったあとは私と二人で陳さんの故郷、揚州を案内してもらいます。

 

心配した霧も無く7時半に空港へ到着しました。

3人も乗ったので50元を運転手にお礼で渡しました。

スーツケースが2個と水晶の原石が入ったリュクで大変です。

 

早く到着しましたので安心ですが、ここから大変な事が起きてしまいました。

今思えば陳さんが付いて来なければ大変だったと思います。

預ける荷物を少しでも少なくして安く乗る事を考えたのがことの始まりです。

 

 

まずは重量オーバーでお金が必要なので小さいスーツケースに原石を詰め替えして、

大きい方のスーツケースを預けました。

いよいよ出国ゲートへ・・・公安警察が手荷物は1個でスーツケースはダメと言う パー

小さなスーツケースを開き、リュクへもう少し詰めこみ再度挑戦しますが、

公安はまたもダメ・・・・パー

仕方なく東方航空のカウンターへ戻り小さいスーツケースも預ける事に

航空券を見せて追加をお願いしますと・・・・・

もちろん重量オーバーですから追金が必要でした。

支払いは中国元でないとダメだといわれ銀行へ・・・・朝が早く開いていない・・・

どうしょう・・・・・・・!

私が2000元持っていたので換金してあげました。

リュクには多分35キロ以上の水晶原石が入っているはずで重そうですが・・・・・

カウンターでお金を払いチケットを受け取って再度出国へ・・・

入り口の公安警察は無事に通過・・・・・ニヤリ

私たちはホッとしましたが援助できるのはここまででですね。

中でのX腺検査はどうかと心配しましたが・・・・?

 

空港で陳さんの通訳がなければS君、

もっと時間がかかり無事に帰れたかどうか・・・? 

私の中国語では理解できなかったと思います。ショボーン

  陳さんお世話になりました。お願い

 

 

私たちはリニアモーターカーで上海郊外まで行き、

それから地下鉄で上海駅にでますが, 

 

 

始めての陳さんは「判りません、お願いします」と頼られてしまいました。お願い

もちろんリニアモーターカーに乗るのも初めてですよ。

 

 

約8分間で最高速度430キロで龍陽路駅につきますよ!

観光用の乗り物になっていますね。

ここから地下鉄に乗り換え上海駅に向かいました。

 

 

日本人が中国人を道案内するのも可笑しなことですね。

 

これから案内していただく楊州は陳さんの故郷です。

上海から汽車にのり鎮江まで出て、そこからバスで楊州に入ります。

 

簡単に切符が買えるものと思っていましたら、

 

 

さすがは上海駅ですね!

切符を求める人たちですよ。

 

 

お休みで人出が多く直ぐには乗れないそうです。

やっと手にしましたが乗車は2時間以上先です。ショボーン

 

考えてみると朝の食事をしていません。

どこか涼しい処で朝食をと言っても陳さんは上海は判りませんと、

昨年食べたお店を思い出してそこに移動です。

日本の様に直ぐ新幹線へ乗れるわけではありませんね。

そしてお休みでこの人出ですから、

コーヒーを飲み1時間以上休憩したでしょうか、

店内はお客さんが少なくてのんびり出来ました。