パソコンの中を整理していすと懐かしい文章が出て来ました。

無錫で暮す生活を書きとどめて置きたいと、ホテルで書いたものです。

かなり古いので参考にはなりませんが、

定年後を過ごした生活が少しはご理解いただけると思います。

現在の中国の躍進と比べて見てください!!

 

                                                                                 2007年記

 

 

銀川空港に到着し、荷物を持って出ました。

まさか銀川へ3回も来るとは1年前には思っても見なかったことですよ。

 

 

無錫の友も銀川が有るのは知っているが、詳しくは知らないと話す中国の方々です。

 

 

Aさん、崔さん、工場長の雷さんが空港で待っていいてくれました。

予定より30分遅れての到着です。

 

高速道を走り30分ほどでホテルに到着です。

ホテルは前回と同じ宁夏凱达大酒店(ニィシャン・ カイダー ・タージューデン)です。

4ツ星ホテルです。

荷物を置き、すぐに銀川の街に食事に出かけました。

9時を廻っていますが日没の遅いこの地方は遅くまでお店が開いていまして

9時は繁盛時間帯と思います。

8時半には終わる無錫のお店とは大きく違いますね。

 

 

6ケ月ぶりに見る鼓楼は綺麗に照明がつき照らされていました。

この横のレストランで食事をしたのは11ケ月前でした。

まさか銀川へ3回も来るとは思っても無かったですよ!

 

煙突のあるしゃぶしゃぶ鍋でゴマの入った味噌をつけて食べます。

生の羊肉がとても美味しいのです。

 

   

砂地で育てたジャガイモも美味しく大好きです。

麺もここは美味しい土地ですね。

 

 

崔さんの25歳誕生日を祝して乾杯!!

3人で又,再会できたことで乾杯!!

最初に訪れたのが昨年の4月ですから約1年ほど経ちましたね。

明日は完成した機械を見るのが楽しみでした。

長い一日が終わろうとしています。

ホテルに戻りAさんと足マッサージに行き疲れを取りました。

残念ながらインターネットは出来ません。ショボーン

 

 

太陽が眩しいぐらい輝き、少し肌寒さを感じますが思ったより暖かいのです。

銀川は海抜1100メートルにある砂漠の中の街ですよ。

インターネットで見た気温はー5度です。

 

 

背中にはカイロを2枚貼り付けて工場に向かいました。

車で10分もかからない所に工場はあります。

 

工場の片隅に雪が残っています。見ただけでおぉ寒い・・・・

 

 

工場に入ると意外に暖かい、室温19度の暖房をしているようです。

待ちに待った機械が完成していました。

 

 

これから精度検査を行います。

検査表を見ると日本の精度検査と大差ありません。

検査員が項目を1ヶ所づつ済ましていくのを見守ります。

 

検査表以外に私がお願いしたのは

アルミ材を丸く削り真円度を測定するのです。

これでXY軸の移動精度が判るのです。

三次元測定機で測り9.4ミクロンとかなり良い結果が出ました。

私にはもう少し真円度が上がると思います。

修正方法を話しますが経験がないとのこと、

同じ機械が高精度に出来るとメーカーにとって有利ですし、

北京ファナックに相談して修正するように進言しました。

 

後は全体を見て手直しをするところを指摘します。

このあたりが日本のメーカーとかなり違います。

日本には指摘をするような不具合な機械はありえません。

中国の機械はこの様なものかとも落胆しました。ショボーン

 

この機械を無錫まで送る方法はトラック輸送で、距離は2500キロ有るそうですよ。

無錫まで送るのに4日間はかかるとか、26日朝到着で話を決めました。

機械はほぼ安心な状態ですから2時間の昼食も気になりません。

12時から2時半までが昼の休憩時間です。

もちろんビールが出てきます、さすが仕事中ですから42度の白酒は出てきません。

レストランまで歩いていきましたが無錫よりも暖かいのです。

不思議ですね。

午後はテスト加工を行い、OKを出しました。ニヤリ