パソコンの中を整理していすと懐かしい文章が出て来ました。

無錫で暮す生活を書きとどめて置きたいと、ホテルで書いたものです。

かなり古いので参考にはなりませんが、

定年後を過ごした生活が少しはご理解いただけると思います。

現在の中国の躍進と比べて見てください!!

 

                                                                                 2007年記

 

 

正月2日目も雨です。傘

のんびりホテルで過ごして、友にメールを送ったりネット検索で時を過ごします。

午後はコピーの店に出かけたりしましたが何もしないうちに一日が終ろうとしています。

 

夕方から黄 さんのお宅に伺うことにしています。

丁先生がホテルに迎えに来てくださるそうです。

彼女、先日の電話で明るい声で車を買いましたと言っていた。おねがい

お迎えに行きますと言ってくれましたが・・・・・

雨の中、免許取立てでは危ないので近くまでタクシーで出かけました。

 

自宅近くの駐車場に案内され真っ赤なボデーの車を見せていただきました。

夕方から雪になりましたよ!

 

 

日本のスズキの車です。

 

仕事を頑張ったのでお父さんからのプレゼントだそうです。拍手

マイカー時代が始まりましたね。

 

お母さんがいつも通り「どうぞ、どうぞ」と日本語で迎えてくれました。

 

 

昨年だったでしょうか入社して半年ぐらいの時

給料が上がらないと両親がぼやき、家に帰ってからも会社から電話が入り

娘が可哀そうと、今にも退職させる口ぶりでした。ショボーン

1人っ子政策からの過保護でしょうね!

日本企業を説明し何とかあと半年は頑張るように話したのですが

両親は辞めさせたいの考えは変わらなかったのです。

 

本人に話すしかないと思い

日系企業で大手の金型製作の会社ですし

中国人で日本語会話のできる最初の従業員だったので未来があると説得しました。

私たちの考えを理解して黄さんは頑張りましたよ!

日語コーナーで会う時にも頑張っていますとお聞きしていました。

 

今晩お邪魔してお父さんから娘の立派さを何回も聞かされたでしょうか?

余程嬉しかったと思います。

 

お父さん娘さんを、あの時止めさせていたら今はありませんよと話すと

あの晩の話は無かったことにして欲しいと

丁先生と近ちゃんには感謝しますと手を合わされたので お願い

これ位にしておこうとこの件は終わりました。

両親の喜ぶ姿を今夜は見て丁先生と熱心に説明し、

それを聞いてくれた黄さんも立派でした。

 

近ちゃん、貴方の好きなモヤシ、スッポンがありますよと

ご馳走がテーブルに運ばれて並べられた。

 

 

今日は遠慮なくいただきます。

お父さんは昔、ホテルの調理師だったそうです。

お肉の燻製もすべて自家製です。ダックは美味しかったですよ。グッ

 

 

以前に日本ではスッポンは高価で食べられないと話したことがあり

以後は必ず出てきますよ。

超市(スーパー)で1匹60元(900円)ほどで買えますね。

 

雨が止まないのでホテルまでは彼女が送ってくださるそうです、

心配しましたが案外運転は上手です。

次回はガソリン代を出しますからドライブに連れて行ってくださいと

お願いしてお別れしました。

今夜も黄さん家族が温かく迎えてくださいました。

無錫から帰りたくない・・・・