パソコンの中を整理していすと懐かしい文章が出て来ました。

無錫で暮す生活を書きとどめて置きたいと、ホテルで書いたものです。

かなり古いので参考にはなりませんが、

定年後を過ごした生活が少しはご理解いただけると思います。

現在の中国の躍進と比べて見てください!!

 

                                                                                 2006年記

 

 

ここまでで5キロは歩いたでしょうか?

2年ほど前に賑やかに無錫駅前にオープンしていたお店が全部空き家です。ショボーン

驚きです!

紳士服、婦人服、カバン店、お土産屋さん、タバコ屋などが

並んで当時は音楽が店内から流れ呼び込みの威勢の良い声がどこにもありません。

埃のした空き家が続きます。

時代の変化が速い中国ですね。

 

 

開放東路を歩き東林にでて、さてどこで食事をしょうかな?

一人で中華料理には勇気がいるし思い出したのは金太郎の日本食でした。

カツ丼定食で30元、茶碗蒸しが付いていました。

ここまで歩いて来たのですから

もう少し歩いて八百伴まえの焼き栗屋さんで栗を買おうと考えて

歩きを続けます。

 

 

栗を買って重くて歩けません、カメラと栗を持ち7キロは歩いたでしょうか?

ホテルを9時に出て4時間歩き続けていますから足が痛くなりました。

タクシーでホテルにやっと戻りました。

夕方の食事会まで時間があるし足マッサージにでも行きましょうか・・・

 

今夜の食事会は丁先生がホテルまで迎えに来てくださって火鍋を囲むそうです。

皆さんは仕事帰りを集まってくださるそうです。

蒋さん、張さん、胡さん、丁先生、私の5人、火鍋店に到着して私たちが一番かな?

蒋さんに電話を入れて到着していることを伝えると、

奥の席に座っていますよと話されてレストランに入りキョロキョロして探しました。

 

 

 

張さんとは5月以来の再会です。

このところインターネットも接続していないので長くお会いしてないです。

胡さんは残業で遅くなるとのことで始めることにしました。

 

火鍋は中国のどの地方にもあり、

羊肉(ヤンロー)、肉団子、ゆば、野菜、麺などを自分たちで注文して食べます。

日本のしゃぶしゃぶに近いでしょうか。

 

 

汁にはニンニク、クコ、ナツメ、などが入り赤色は唐辛子が入り辛いのです。

白色は普通の味付けで寒い時は体が温まります。

お店の数も多く無錫滞在中は良く食べに行きますよ。

春節の時に持参した日本のお餅を入れて食べて喜ばれましたね。

皆さんが美味しいとお褒めの言葉をいただきました。ニヤリ

 

張さんと蒋さんは仲の良い従妹です。

張さんは百貨店の財務関係にお勤めとか、蒋さんは鉱石の貿易会社と聞いています。

彼女たちにお会いして2年半近くなるでしょうか ?

張老師が日本語を教えている学生さんです。

 

賑やかに食事をしながらの会話が続きます、

無錫の中華料理店は8時半になると、近く寄ってきて店員がうろうろして

早く帰るようにの素振りがみえるのです。ムキー

 

胡さんに電話をいれて場所を喫茶店に移動することにしました。

まもなく9時ですから、いやな雨がふりだしました。

残業を終えた胡さんが現れこれで5人がそろいました。

遅くまでお仕事お疲れさまと声をかけ久々の合流です。

以外に皆さんは仕事が忙しくて会っていないそうです。

私が無錫入りすると時間の都合をつけてくださり、

皆がお会い出来ると喜んで頂けます。

 

 

女3人寄ればかしましいと日本では言われますが話しに花が咲きます。

3日に遊びに行く梅園の予定も打ち合わせされていました。

雨が降らねば良いのですが・・・・・ 

 

私が明日の大晦日に蘇州の寒山寺に行き、除夜の鐘を突きたいと話しますと、

皆さんは仕事ですし

私一人で蘇州に行かせるのは危険だと皆さんからの声が出まして

大人しく無錫に滞在します。