パソコンの中を整理していすと懐かしい文章が出て来ました。
無錫で暮す生活を書きとどめて置きたいと、ホテルで書いたものです。
かなり古いので参考にはなりませんが、
定年後を過ごした生活が少しはご理解いただけると思います。
少しづつ連載していきたいと思います。
現在の中国の躍進と比べて見てください!!
2006年記
とうとう視察の旅も最後の1社のなりました。
長いようで短かった充実した毎日が続き、日本の工作機械が優れているかも
確信できましたよ!
今回の旅で少しは中国を理解できたと自分では思っています。
工場は台湾系の会社でマシニングの製作を月に150台生産していました。
日本の会社に比べて相当に多い生産量です。
日本でも少量ですが見られるスライドベアリングを使った工作機械です。
職人技で仕上げるキサゲ加工が無いので加工工数も減らせ大量生産できますね。
驚いたのが事務所でした、 立派でしょう!
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ホテルを思わせるような大きさ、中に入ると又凄い・・・・・
受付の女性が一人ポツリと座っているだけです。
日本では考えられない広さと空間ですよ。
ソファーも広々とした空間へおかれていますし、
少々お待ちくださいとコーヒーが出てきました。
作れば売れる当時の工作機械メーカーでしたからね。
工場も新しく綺麗ですが、生産現場はやはり少し汚いですね。
1ミクロンと闘う工作機械を生産しているのですから、もっと綺麗にと
中国の工場全体で言えますね。
工場内のごみの処理や汚さ整理は文化の違いでしょうか?
ここは日本の生産現場と大きく違いますね。
今回見て歩いたテーマは、
私の目で見て聞き中国の工場で使うことが出来る性能かそれを調べる旅でした。
性能と価格を検討しての今後の課題にはなりますが・・・・・
思っていた以上に進んでいましたし、
外観からは見えない部分を沢山見せてもらいました。
なにより、社長が私の体力が持つか心配して送り出して頂きましたが、
無事にあす無錫に戻ると大役は終わります。
3人旅は15日間で中国各地を見て廻りました。
私(60代)、日本人のS商事Aさん(40代)、中国人S商事のTさん(20代)の
3人が思い思いの考えで15日間で8都市10工場を視察させて頂きました。
私が用意した加工物で切削テストをしまして加工精度は無錫に戻って
検査して考えを社長に報告します。
最後の夜を楽しみましょうと・・・・
夕日が綺麗な西湖へ行って見る事にしました。
地図でみるとホテルから意外に近い・・・・歩いていきましょうと。
10分ほど歩きましたがまだ見えません。
バス停で待つ人に聞くとまだありそうでバスを待ちました。
1元バスに乗って着いたときは絶好の夕日が山に沈む、
日本の光景に似ていましたね。
4月30日ですが、6月を思わせるような陽気です。
やはりかなり緯度が南なのでしょう。
無錫の友人が一度は西湖を見てくださいと言っていたのを思い出しました。
市民の方が思い思いに岸辺で楽しんでいます。
6時からは音楽噴水が上がり始めました。
もう少し暗くなった方がムードはありますが、
私たち3人での最後の食事をするので西湖から引き上げて夜の杭州の街を散策です。
無事に最後まで3人でたどり着けたことに乾杯!!
一生の思い出に残るでしょうね!!
最後の夜も足磨に出かけました。