少し前、次女クラスのママ友が亡くなった。

ちょうどうちと同じくらいの３人の子がいて、次女が小さい時はよく公園で遊び、上の子たちの受験話で盛り上がった。

４年前に次女のクラスメートのお父さんが亡くなった時、一緒にお通夜に参列したこともあったな。

コロナ禍でご無沙汰になり、最近の保護者会でも見かけなかったけど

「下の子の保護者会にはもう関心ないのねぇ」くらいに思ってた。

家族で静かに送りたいからと学校に連絡があったのはお式が全部終わってから。

コロナ前だと保護者が亡くなった場合、校長先生や担任の先生、クラスメートにPTA会長などなど集まって

盛大だったけど、そういうお式は減ってるのかと。

身内だけで静かに送りたかったというお父様のご報告に、遠慮深かったママ友の態度が思い出された。

先生、原因は聞けなかったって。

２人で会いたいなぁと思うくらいユーモアある楽しい方だったのに、

連絡を怠けてるうちに月日が経ってしまった。

毎年、１人２人とお友達のパパさんママさんの訃報が届く。

人生１００年と思ってのんびりしてると、意外とそんなに長くないかもしれない。

夫も両親も元気なのは、「たまたま」の上に成り立つ偶然という気がして、

安定した日常ってもろいなとよく思う。誰か１人倒れたら崩れる日常だから。

こんなにもろい日常なのに、よくみんな安心して生きてるよなぁとたまに思っちゃう。

もろい日常を守ることに心を砕いて生きてくしかないんだけど。

留学生ちゃんが、「スイスの学校の課題図書なの」と教えてくれた、ハーフ日本人著者による日本が舞台の本↓

ヨーロッパでベストセラーらしいけど、私の趣味ではなくて読みきれなかった。

アニメ以外のこういった文学面でも、日本独自の空気って海外で興味持たれるてるんですね。