ついにきた移植の日。

移植にどきどきするっていうのもあったけど、もっとどきどきしてたのが、尿をちゃんとためとかなきゃいけない!っていう、迫りくる脅迫感的な気持ち。。。。。


看護婦さんは、

「2~3時間前からためとけばいいですよー」

って言ってたけど、もっと前からためとこーと思ったけど。

案の定、お腹はぎゅるぎゅるだし、おしっこしちゃいけないって言われると、余計出たくなるしで、3時間前からためることにしました。


でも、やっぱぎゅるぎゅるしてきて、2時間30分前からためはじめた。


11時に病院に着いたけど、病院が込んでてなかなか呼ばれず。。。。


もう、尿意との戦い。。。。。。。。。


この日の同じ時間に移植する方は3人いました。


おしっこしたくてしょうがないまま、まず、診察。

ここで、移植する卵ちゃんの写真と、他の卵ちゃんの様子と、凍結についての話なんかを先生がしてくれるんですが、、、、、、。。。

おしっこしたくて、なにがなんだか、ぶっちゃけ、わかりません。。。。。

ってか、聞こえないってか、聞いてないってか、聞いてもなんだか耳に入ってこない・・・!!!!!

っていう感じで。。。。


その後も、40分くらい、ひたすら、待つ。。。。。


尿意が、もう、やばいんです。

かがんでないと出ちゃうんです。。。。

このまま、移植したら、おしっこもらしちゃうかもしんない。。。。ってくらい、尿がたまってた。。。。。

だから、余計、どきどきしたし、無表情に。。。


いっそ、もう出しちゃったら、気持ちいいんだろうなー。

だめ。子宮が見えなくなっちゃったら、だめだ!!!今までの苦労が!!!ベストをつくせ!!


とのせめぎあい。。。。。。。


その後、やっと呼ばれて手術室へ。


一緒に移植するうちの1人の人も、もうおしっこががまんできないらしく、「私ももうむりです・・・!!!」って話を必死の形相でしてたら、その人が看護婦さんに話してくれた。

こんなにおしっこを我慢したのは、人生で初めてです。


急いで、下だけ脱いで、手術着を着て、手術台に。

さっきのおしっこ我慢できない方も隣の手術台に。


あまりにも我慢できないくらいためちゃった人は、尿管チューブで尿を抜いてくれました。

二人で抜いてもらう。。。。

・・・・・・すごくすっきりした。。。。

どうやら、ここまでためなくてもよかったっぽいです。。。

しんどかったー・・・・。。。。


その後、隣の方がはじめに移植をして、次に私が移植しました。


この時も、膣の中やら外やら消毒した。

やっぱりひーひーだったし、その前のおしっこの件でほんとにやばかったので、、、。

ちゃんとした気持ちの整理がつかないまま、移植。


子宮をモニターで見せてくれて、移植の細いチューブが入り、移植したら白い点というか、もやっとした液体?みたいのが入ったのがわかりました。

看護婦さんが隣で説明してくれてたから、わかりやすかった。


けど、やっぱり、気持ちの整理がついてないままだったので、気をしゃんともてないまま、移植終了。

・・・おしっこしたさのあまり、とにかく何がなんだか、ちゃんと現実と向き合えず。。。

・・・おしっこをためすぎました。。。


移植後は、尿管チューブで尿をぬいてくれてから、一時間ストレッチャーで安静。

一時間、うとうとしたりしてたら、あっという間にすぎました。


その後は、黄体ホルモン補充の注射を打って、帰りました。

注射を打ったから、この日の夜の膣座薬はなし。はーよかった。。。


あと、この日のお会計時にすべてひっくるめた請求書が。。。

めんたまが飛び出るくらいの金額。。。

びびるぜー。。。

普通の体外だと言われてたけど、結局、顕微で受精になっていたので、その分の金額も加算されてました。


15時前くらいに帰ったと思う。

おうどんを食べて、家に帰りました。

そして、この日も家でぐーぐー寝てました。


なんだか請求書の金額見たら、びっくりだし、ちゃんとできるんだろうか、とか、とにかくいろいろ不安になったり、こわくなったりしたんですけど。


ちゃんと育ってくれた卵ちゃんを信じなきゃ。

いらっしゃい。

ようこそー。

今は私のお腹にいてくれてるはずだから、気持ちのいい環境をつくってあげなきゃなーって思ったり。

まってるよー。


って思うようにしてますが、やっぱり、ふあん。。。。


でも、普通どおりすごせばいいよねー。

私の不安をよそに、すくすくそだってくれてることを願うばかりです。