夫が脳出血を発症して6年が経ちました。
6年前も雪が降る寒い月曜日でした。
あの日から何年間か救急車の音を聞くとビクッとしてました。

この6年を通して思うことは、
夫が脳出血を発症した当初は辛くて戸惑いばかりだったけれど、いろんなことを乗り越えてきたなーと思います。
泣いてもどうしていいかわからなくても、それでもとにかくやっていくしかないっていうか。

夫はもっと大変だったと思います。
身体もままならない、先も全く見えない状況の中、入院中は苦しかったと思います。
そんなとき夫の幼なじみの方が、夫を励ましてくれるLINEグループを作って下さって、それが大きな励みになった、感謝してる。と昨日もしみじみ言っておりました。

そしてたくさんの方と出逢いました。
不思議ですが、出逢う方全てが私の人生に影響を与えるくらい素晴らしい方々なのです。心を豊かにするっていうか。
私もこの出逢いに本当に救われました。
一生大事にしていきたいです。


生活もがらりと変わったし、
取り巻く環境も変わった。
今まで夫がしてくれていたこと、力仕事や家の修繕などは私がするようになった。

息子も電球の交換やドアの整備などをしてくれるようになった。ワックスがけも。お米の精米も。
息子が頼もしいなと思いはじめたころ、家を出るという…。これもまた試練?
でも旅もさせねばね。
また更に成長してくれたらいいな。

夫の近況ですが、先日は夫の介護保険再認定調査があり結果待ちです。体の方は転倒骨折もなく、血圧も変わりはないです。
ちょっぴり感情失禁はあるかな。
でも昔からあるかー(笑)
昔、映画館で一緒にタイタニックを観ていて、ディカプリオが沈んでいく場面でひっくひっくと泣きじゃくったり、火垂るの墓ではせっちゃんが登場しただけで号泣したり、私よりも激しかったんだよね。今も昔も感情失禁は健在です。
あと時間に弱くなって、バスに乗り遅れてタクシー使ったりすることもあるそうです。

それから運転ですが、免許取り消しになってから3年を越し、完全に白紙になりましたが、夫も取消3年を迎えるまでに乗らない選択をしていたようです。
今後の自動運転に期待したいと思います。

私も2~3月は忙しいけれど、4月からは少し自分に優しくして、心の声を聞いて心が喜ぶことに触れていきたいなと思います。
好きなものをみたり、
好きな音楽を聴いたり、
美味しいものを食べたり、
美味しいお酒を飲んだり、
お友達と会っておしゃべりしたり、
すばらしい景色を見に行ったり、
たくさん感動したいなと思います。