あがり症、発声時頸部ジストニア、書痙を自力で開発した心理療法で克服したトラウマ治療セラピストの川畑律子です。
5回のガンの再発と闘う、東大病院の女医さんの記事をネットで読みました。
ガンに限らず、病気全般に言える事ですが、患者さんが使う「闘病」という表現が、私はずっと気になっていました。
「闘病」とは、文字通り「病と闘う」という意味ですよね。
確かに、誰だって病気になんかなりたくありません。
残念ながら病気になってしまった場合、自分を奮い立たせる為にも「病気になんか負けないぞ!」と、自分に誓いたくなる気持ちも分かります。
しかし、当たり前ですが…「病気も、あなたの一部」です。
病気は、「何かが、間違っているよ」というメッセージを伝える為に身体の症状として表面化したものです。
この事を、ドイツの臨床心理士クラウス・ベルンハルト氏が説明してくれます。
「不安の正体は「心の声」、無視し続けると無意識が強硬手段に出る」
私は何度も説明していますが…
自律神経失調症は、不快な感情を抑圧した事が原因です。
人は、何か不快な経験をした時、顕在意識で感じていたくないので、潜在意識に抑圧します。
しかし、単に抑圧しただけなので、不快な感情はずっと潜在意識に居座り続けます。
何かの拍子に、過去の不快な経験を思い出します。
すると、ストレスホルモンが分泌され、自律神経が乱れます。
そして、自律神経失調症になります。
不快な感情と、重い症状には相関関係があります。
不快な感情の度合い=
その感情を抑圧した度合い=
症状の重さ
です。
当たり前ですが、イヤな思いをした度合いが強ければ強いほど、2度と感じていたくないので、潜在意識に強く抑圧します。
しかし、どう頑張って抑圧しても、何かの拍子に思い出してはストレスホルモンが分泌されます。
強く抑圧し続けた反動で、思い出した時のストレスホルモンの分泌が、半端ないものになります。
その度に、自律神経失調症の症状も重くなります。
残念ながら、潜在意識に抑圧された不快な感情を心理療法で癒さない限り、不快な感情は病気という形で自己アピールを始めます。
「不安の正体は「心の声」、無視し続けると無意識が強硬手段に出る」
つまり、不快な感情が強硬手段に出たのが病気なのです。
「病と闘う」という表現がちょっと違うな、という気がしませんか?
「病と闘う」のではなく、
「病気も、私の一部なんだ」
「病気は、私に何を訴えたいんだろう?」
と、意識を変えて頂けたら幸いです
「カウンセリングって初めてだから、どんなことをやるのか分からなくて不安😭」という人はコチラをご覧下さい。
https://ameblo.jp/konatsu-love/entry-12613906924.html
「これ以上、病と闘いたくない!」という人は、コチラをご覧下さいね👇
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あがり症の治し方
https://note.com/focaldystonia/n/n9bad922b9297
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あがり症、フォーカル・ジストニア克服サイト