前回は、不妊治療はなぜつらいのかマイナスなことを書きましたが

不妊治療をして良かったと思ったことを書いてみたいと思います


①結果は流産だったけど、妊娠できたこと


たぶん、自然妊娠では妊娠出来なかったと思います

かなり短い間だったけど、赤ちゃん2人のママとパパになれました


小さな赤ちゃんがエコー写真に移り

クリオネみたいだから、クリちゃんと読んでみたり

母子手帳も申請しに行くことができました


性別はどっちなのかかな

赤ちゃん用品をちらっとみたり

腹巻きを買って、お守りを忍ばせたりしました

プレママの雑誌も買いました


そのときの気持ちを思い出すと、心があたたかくなります


②てぃ(夫)との夫婦関係が深まった


不妊治療と向き合い、一緒に戦ってくれた同士です


そして、治療に行かなくなった私を静かに見守り、子どもを作れなくても、私の側にいてくれる

てぃにとても感謝してます


てぃのお父さんも大変だからと経済的な支援をしてくれました


孫の顔がみたいとか、一度も聞いたことはありません


私の父や母も、落ち込んでいたとき、夕飯のおかずを作っては、食べてねと何度も渡してくれました


③命は奇跡から生まれるとわかった


私も父と母から生まれてきてますので、奇跡的なことです


生きていることは、つらいこともあるけれど、命は奇跡だから、大切にしたいと思えます


④不妊治療に関わる医療を自分で経験できた


医療関係の仕事をしている私にとっても

最先端の不妊治療は未知の世界でした


当事者でないと学べない医学的知識や治療を自分で経験したこともすごい事ですが


なにより、今まで援助者として

私は本当に患者さんの気持ちに寄り添うことができていたのか

深く考えるきっかけをくれました


これはお金には代えがたい、私の財産です


⑤夫婦ぼっち生活を受け入れる時間ときっかけをくれた


努力しても、頑張っても子どもはできませんでしたが


ここまでやってもダメならと

あきらめがついたのも事実です


気持ちを整理するためには、たとえ確率の低い治療だったとしても


受け入れる時間やきっかけをくれた

それこそがほんとうに大切な事でした


以上、私の経験をもとに、不妊治療をして良かったと思えることを書いてみました


皆さまの参考にしていただけるとうれしいです


実際に書いてみると、不妊治療をして良かったことがたくさんありました!!


長文でしたが、読んでいただいてありがとうございました