小林麻央さんの訃報を読んで、

ご本人、ご一家のご心痛が
如何ばかりかと
思いを巡らせました。
が、


泣きませんでした。
泣けませんでした、なのかな?



ほんとに、私がまず思ったのは

『2年8ヶ月……経済的に大丈夫かなぁ?』



今のワタシのこころには、

冷たく

硬い

シャッターがあるみたいです。



もしくは、パンドラの箱……?

それを実感したのは、第2回ケモの。大部屋病室で。

明らかに部分摘出リンパ郭清なしの初期ガンで
(手術時間、術後ケア等で分かる)
家族や友人がお見舞いに来て、
さらには毎日、仕事帰りに
だんな様が通って、長い時間楽しい会話を交わしていて(コレが1番大部屋でつらかった)
それなのに、
シクシクと
ヒックヒックと泣いている……

ワタシの心のシャッター下りる。

もしくは、パンドラの箱が閉まる。

あるいは、ペルソナ(心理的外面)
が、張り付いて外せない。

だから、泣けないのです。



その箱の中には、
当たり前のことや、
通り一遍言い尽くされている言葉
人としてあらねばならぬ心構え


だけど、それを開いたら
心がもたないからかな?

ほら、ハムスター?が
驚くと恐怖の余り気絶するのと
同じようにリラックマ

本当に、泣けないのです。