奈良旅行2024年④山の辺の道 中盤 | どんぐりの小径

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徒然に気まぐれに

相撲神社の次は纏向遺跡に向かいました。

行く途中にあった巻向駅はと~ても可愛い駅でした。

線路が単線で本当にほのぼの系映画やドラマで使われそうな

如何にもというローカルで長閑な雰囲氣を醸し出している素敵な駅でした。

 

わたし的には纏向遺跡が一番興味のあって行きたかった処でした。

でも、全くもって何もない草ぼうぼうの空き地でした。

車から降りる氣もせず、

運転手さんも“だから言ったでしょう”的にすぐにUターンしました。

かなりガッカリです><;

 

でも、来る人は多いようでおトイレのある真新しい広場がありました。

歩いて来た観光客さんたちはかなりがっかりすると思います。

もしや邪馬台国かと言われていた処ですから興味を持つ人は多いのでしょう。

私もその一人です(⌒∇⌒)

 

最後に廻ったのは箸墓でした。

孝霊天皇の皇女で崇神天皇の叔母の倭迹迹日百襲姫命

(やまとととひももそひめのみこ)のお墓と言うことになっていますが、

卑弥呼の墓とする研究者もいます。

私、ちょっとそういう処に浪漫を感じる質なんです。

 

外堀の上から中の古墳を眺められるのですが、

凡人にはただの長閑な風景でしかなかったです。

お堀の外側の小川の水が綺麗で空が青くて鳥の声も聞こえていました。

上空から見れば全貌が分かるのでしょうけれど、

地上から見たらなんのこっちゃ・・・です。

 

お堀沿いに歩けるようでしたが、降ろしてもらった処から眺めて終わりにしました。

エネルギーがもっと分かるようになっていたら

面白いのでしょうが、そっちはまだまだ未熟です。

 

これで行きたいと思っていた処は全部廻ってもらいました。

いよいよ待ち合わせ場所にした桧原神社に向かいます。

神社裏の狭い道を登った先の駐車場まで送ってもらいました。

運転手さん、ありがとうございました(運賃は約1万円でした)。

 

車を降りて神社に入るとすぐ右手に社務所、

左手に本殿が見えましたので、そのまますぐに参拝させていただきました。

桧原神社で合流した後からですね。現地のガイドブックとネットから少し引用します。

 

檜原神社は本社である大神神社と

同じく三輪山にある磐座を神体としているため本殿など社殿はありません。

しかし、とても貴重な三ツ鳥居があることで知られています。

三ツ鳥居は特異な形状をしていますが、由来についてはほとんど分かっていません。

 

本社である大神神社にも重要文化財の三ツ鳥居がありますが、

拝殿と禁足地との境界線上にあるため、特別な申し込みをしないと拝観できません。

檜原神社の三ツ鳥居は誰でも自由に拝観できます。

 

天照大神が現在の伊勢神宮に鎮座されるまでの間、各地を放浪し一時的に鎮座された場所を

「元伊勢」と言われていますが、その最初が檜原神社です。

御祭神も天照大神です。

 

天照大神は宮中で祀られていましたが、第10代・崇神天皇の御代に疫病が蔓延したことから、

崇神天皇は皇女・豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)に天照大神の神霊を託し

「倭倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)」に祀らせました。

 

その倭笠縫邑が檜原神社です。

檜原神社には三ツ鳥居の脇にある豊鍬入姫命をお祀りした豊鍬入姫宮が鎮座しています。

この宮は昭和61年1月5日に御鎮斎されました。

かなり最近です。

伊勢の倭姫宮も1923年11月5日に創建されました。

私はそこにちょっと疑問を持っています。

本筋に戻ります。

 

参拝者は数人、本殿の階段の手前の広場に無料案内をしてくださる

ガイドさんが2人でおしゃべりしているだけで静かでした。

 

これならたっぷり神社の氣を満喫できると思いました。

階段を降りた処にお店があったので、先におトイレを使おうと思い、

降りるて入ってみたら、おトイレは今来た階段を登って左の方の

山の辺の道の公衆トイレを使うのだと言われました。

 

折角、降りて来たのにまた登るのが面倒くさかったので

先に休憩することにしました。

梅ジュースと柿のケーキを頼みしました。

時間を見るとまだ1時過ぎでした。

 

ツアーと別れたのは11時でした。

スタッフは「時間は全く読めないけれど桧原神社に着くのは3時過ぎでしょう」

とおっしゃっていたので一時間以上ここでのんびりできるのです。

 

思いっきり神社のご神氣を浴びたら、ガイドさんに

お話を伺おうのもいいなぁとウキウキと計画していました。

で、まずトイレが先だと思い、公衆トイレに行きました。

用を足していると団体さんが入ってきたようでした。

先に入っていてよかったと思いつつ、外に出ると、自分のツアーの人たちでした。

 

時刻はまだ一時半です。

え!一時間以上早く着いたの?!!と超びっくりです。

帰ってから分かったのですが、相当のハイペースだったのです。

もし、私が同行していたら決してそんなに早く歩けなかったですから、

離脱したことは本当にお互いにとって良かったです。

 

後から情報を足したので長くなってしまいました。

ではでは。