「お気立てに難がおありでしょう」の台詞 | どんぐりの小径

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徒然に気まぐれに

今日も夏日です~暑いですね~

言うまでもなくまだ4月下旬ですよ~。

誰もが想像しているでしょうが、

この先のお天気は想像を絶するほど暑くなるのでしょうね。

初夏なしで真夏日ですからね~

 

「お気立てに難がおありでしょう」

これは、今、放送されている朝ドラの中で言われたセリフだそうです。

華族のお嬢様がおっしゃったセリフだそうで、

SNS上で色んな感じに反応されているそうです。

 

私も友人からこのセリフを聞いた時、反応した口です。

“なんてキツイことを上品にオブラートに包んで堂々を相手に投げているのか”

と・・・ハッとしたのです。

よくよく味わえば、かなりストレートに本心を吐露していますよね。

物は言いようと言いますが天晴ですね。

 

「気立て」という言葉は演歌の世界では「気立てのいい子だよ~」

みたいな言い方で使っているイメージでしたから、

「難がある」という言い回しが新鮮でした。

 

お若い脚本家の方が素直に言葉の中から選んで

華族様らしい台詞としてお書きになったのでしょうか。

明治から昭和までの文学の中で

そういう言い回しがあった記憶がありません。

勿論、全部読んでいるわけじゃないですからね。

 

ただ、自分のイメージとして、明治から昭和初期までの

日本の上流階級のお嬢様は「難がおありでしょう」という言い回しは

思いつきもつかなかっただろうなと思ったのです。

 

今現在だからこそ、笑えると言うか、

出てきたお言葉だな・・・と。

本当に天晴です。

ではでは。