いつもありがとうございます。

 

今日は長男を国立小学校に入学させた理由を書かせていただきます。

 

国立小学校の魅力がわからないという方は世の中に結構多いと思います。

 

魅力というと

・学費が安い

・最先端の教育を受けられる

・情熱のある先生がいる

 

などとネットには書かれていますね。

 

確かに、私立小と比べると学費は安いですが、寄付金などもありますのでそれなりにお金はかかります。

 

また「最先端の教育が受けられる」というのも、国立は実験の場という位置づけですので、その最先端の教育が良いのか悪いのかはわかりません。

 

そして「情熱のある先生が赴任している」というのも、たしかにそうかもしれませんが、公立の先生もみんな一生懸命されていると思いますので、国立の先生が情熱的かどうかはわかりません。

 

また校舎はとても古いし、資金難という問題を常に抱えていますし、保護者が学校に行く機会もめちゃくちゃ多くあります。参観は毎月実施されています。

 

そして、子どもの宿題はすべて親が〇つけを行わなければいけないし、宿題は少ないし、予定通りに授業カリキュラムが終わらないこともよくあるそうです。さらに休みも公立小と比較すると秋休みがあったりとめちゃくちゃ多いんです。

 

ここまでの話を聞くと、国立小の何がいいの??って思われると思います。

 

でも、全国学力調査の結果を見ると、やはり圧倒的に国立小の平均点が高いんです。

 

では、なぜ国立小の子どもたちの学力がそれほどまでに高くなるのか??

 

ここから先は僕の個人的な考察ですが、

 

やはり、国立は子どもを自立させることに重点を置いた教育をしているんです。それは歴史的に国の仕事を担うリーダーを育成するという暗黙の土壌が未だにあるからです。

 

実際に、すべてのイベント(運動会など)を子どもたち自身にプランをたてさせ、行動させ、問題点を見つけさせ、自分たちで解決させ、振り返りをさせます。

 

学校にはチャイムすらなく、自分で時間管理をしたり、学年を超えた縦のつながりを重視し、先生ではなく、学生が学生を教育するシステムが構築されています。

 

僕は塾の先生という仕事をしていていつも思うのが、勉強が出来る子は、やはり自立しているんです。自分の頭で考え、自分で行動し、目の前の欲望を我慢して、今やるべきことをしっかりやってきます。

 

最近は、手取り足取り失敗させないように子どもに関わって上げるのが善とする風潮があります。でもこれは本当に馬鹿げた風潮とも言えます。それはある意味、「大人の言うことを聞いてれば大丈夫だよっ」っていう、宗教(信者)と同じことなんです。つまり、ただ信じさせ自分の頭を使わせない教育なんです。

 

そして商売の基本は「依存」させ、リピーターになってもらうことなんです。そうしないと儲けられないので。

 

国立は商売じゃないんです。だから自立させる教育がそこにあるんです。

 

私立についてはちゃんとした理念のもと、国立のように自立したお子様を育成しようとしている学校もあるし、そうでない学校もあるので、その辺りはよく見極めないといけませんし、公立も校長先生で随分と違うというのを聞きます。

 

やっぱり教育って学力を高めることが第一の目的ではないんです。

 

人間力を高めたその先に学力があるんです。その順番を間違えるとエライことになるんですよね。

 

別に点数や偏差値が高いことを学力と言っているわけではありません。人それぞれ能力っていうものがあるからです。

 

でも、自分の能力を最大限発揮できるような考え方や心の持ちよう、そして結果に対する考察(次にどう活かすか)をしっかり考えることを大事にすると、自ずと成果が出てくるのではないかと思います。

 

そして社会に出たときに、自分の得意分野が見つかると自立している子はどんどん成果を出していくのではないかと思います。

 

人それぞれ、子育ての方針があると思いますが、僕の場合はやはり「自立」を第一に考える学校や教育施設に子どもを入れたいと考えています。それが国立小を受験した最大の理由です。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

小・中学生個別指導 大学受験予備校

塾名:甲南ゼミナール・ブロードバンド予備校塚口

住所:兵庫県尼崎市名神町3-15-8 サンエイビル4F・5F

HP:https://www/konan-zemi.com

電話:06-6427-3372

mail:info@konan-zemi.com

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★