数年前、着物を着てショッピングモールを歩いていた。

帯が気になったので

トイレでチェックしょうと入った時

後ろから、

「すみませーん」と


振り向くと、息せき切った親子が

私の方を見て、

「助けてください〜」と


親子連れ、お母さんと思しき女性、女の子は着物姿だった。

「今から、七五三の撮影なんです!



朝から、友人とYouTubeを見ながら、

着付けをしてみたのですが、

もう帯が落ちそうで、帯揚げが結べません。

すみませんが、助けてください!」と


かわいそうに、目が必死で女の子はよく見ると

帯揚げを持ったまま、佇んでいる。

「着物をきておられたので、助けてもらおうと追いかけてきました」と


「分かりました‼️」と私


と二つ返事で、着付けに取りかかった。

帯を締め直し、帯揚げを結んだ、

すぐに出来上がった。

女の子はみるみる笑顔になり、

お母さんは、何度もお礼を言われた。

神社のご祈祷の時間も迫っていてようで、


かなり焦っていたそうだ。


お役に立てて良かった!

お母さんの着付けの頑張りは、

見てとれた。

ただ、YouTubeだけでは限界がある。

着付けをしてもらうには、それなりに費用もかかるし、

予約の時間もある。

シーズンだと早朝の時間になったり

何より、予約もいっぱいで取れない場合もある。

家で着付けであげるのは、とても良いことだと思う。


ただ、昔は、皆、着付けを家でしていたから、


何とかなると思われるかもしれないが、

それは、着付けができ、着物で生活していたからで


そうでない場合は、何とかはならないと思う。


やはり、習いに行くか、

YouTubeを何本も見て、

何十時間も練習しないと、難しい😓

  

着付けされる子どもも大変だ。

着付けでは、紐の位置で咳が止まらなくなる場合もある。


舞妓さんは汗の出ないところに

紐をかけると言われている。

汗の防止のためだ。

家で着付けができれば、

子どもが苦しくないように気付けることもできる。

ぜひ、着付けを習って、お母さんとお子さんの両方で

着物でお出かけしていただきたいと思った。