こんにちは、たかしです。
ちょっと寒い朝です、志賀なので弁当2つ作りました。
志賀からはきょう帰ってきます。
お昼、O棟梁が息子さん(2代目)と一緒に野菜を
たくさん持ってきて頂きました。
白菜、キャベツ、大根、水菜、チンゲンサイ、青葱、
ほうれん草・・・・などです。
きょうは珍しい材が出てきました、
黒柿の渋の塊です。
とりあえずオブジェように磨きましたが・・・・・
黒柿の穴開きの縁にこびり付いていた渋。
これは黒柿真黒の板ですが、この黒い部分が穴開き丸太の
縁に付いていたのです。
さて、きょうは「古材の玉椿玉杢1m板」を紹介します。
この玉椿も昭和40~50年頃には、太い良材が入っていました。
木質に艶があり、粗いなりにも樹齢がありました。
桑色と桐目を合わせたようなのが玉椿の特徴です。
材質も桑と桐の間くらいで、扱いやすい材になります。
そして、これに瑞光のチリチリした模様も出てきます。
昭和天皇の皇后、東久邇良子(ながこ)女王が入内の折の
調度品がこの玉椿だったのです。
木裏
この玉椿は人間国宝の「故大野昭和斎先生」も沈金の技法で
よく作品を制作されました。
又、関西で知られた故S棟梁も好んで使われ、
原木を挽いた時などは先に知らせないと怒られたほどです。
つまり、当時からこの玉椿材が他と比べ非常に
少なかったのです。
木裏拡大
ご覧のように色艶の輝きが素晴らしく、このような玉椿の良材が
当時から少なかったのです。
寸法・長さ1070x巾600x厚33 @100,000
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