こんにちは、たかしです。

 

ちょっと寒い朝です、志賀なので弁当2つ作りました。

志賀からはきょう帰ってきます。

 

お昼、O棟梁が息子さん(2代目)と一緒に野菜を

たくさん持ってきて頂きました。

白菜、キャベツ、大根、水菜、チンゲンサイ、青葱、

ほうれん草・・・・などです。

 

きょうは珍しい材が出てきました、

黒柿の渋の塊です。

 

 

とりあえずオブジェように磨きましたが・・・・・

黒柿の穴開きの縁にこびり付いていた渋。

 


これは黒柿真黒の板ですが、この黒い部分が穴開き丸太の

縁に付いていたのです。

 

 

 

 
            たかしのHP木のぬくもり「夢宇庵」  
      古物商許可証 大阪府公安委員会 №622031004256
 
           http://mu-an-taka.sunnyday.jp/
 

 

 

さて、きょうは「古材の玉椿玉杢1m板」を紹介します。

 

 

この玉椿も昭和40~50年頃には、太い良材が入っていました。

木質に艶があり、粗いなりにも樹齢がありました。

 

 

桑色と桐目を合わせたようなのが玉椿の特徴です。

材質も桑と桐の間くらいで、扱いやすい材になります。

 

そして、これに瑞光のチリチリした模様も出てきます。

 

 

昭和天皇の皇后、東久邇良子(ながこ)女王が入内の折の

調度品がこの玉椿だったのです。

 

 

木裏

 

 

この玉椿は人間国宝の「故大野昭和斎先生」も沈金の技法で

よく作品を制作されました。

 

又、関西で知られた故S棟梁も好んで使われ、

原木を挽いた時などは先に知らせないと怒られたほどです。

 

つまり、当時からこの玉椿材が他と比べ非常に

少なかったのです。

 

木裏拡大

 

 

ご覧のように色艶の輝きが素晴らしく、このような玉椿の良材が

当時から少なかったのです。

 

寸法・長さ1070x巾600x厚33  @100,000

 

 

 

 

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