1908年X月X日
東方司令部
「マスタング少佐。」
「ん?」
「大総統がお呼びです。」
「ん。今行く。」
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「マスタング少佐、ホークアイ少尉、アームストロング少佐、ヒューズ大尉。以上4名にイシュヴァールの殲滅を命ずる。いいね?」
「はい。」
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イシュヴァール
「やぁマスタング。」
「ノックス。」
「早いとこ焼いちゃってくれよ。あんたが居ないと仕事にならねぇんだよ。」
「・・・・ノックス、お前はこの殲滅、どう取る?」
言いつつもマスタングは向かってくるイシュヴァール人を焼き殺す。残酷かもしれないが、大総統直々の命令だ、仕方がない。
「あんたはこういうの好きじゃないんだろ?」
できあがった焼死体を引きずりながら、ノックスは言う。
「何故人が人を殺めなければいけない・・・?」
「ここでそんな甘いこと言ってたら生き延びられないさ。」
「・・・そうだな。」
「おいマスタング。」
「ヒューズか、どうした。」
「あっちの方でごたごたがあってな、ちょっと来てくれ。あぁ、ついでにノックスも。」
「はいよ。」
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「・・・これは・・・??」
(資料が少ない上に軍部のみの話(私なりにはエド達がいた方が割と書きやすいのです。)なので・・・。私の作品は、どちらかというと原作に沿って書いているので、殲滅戦も一応原作に沿って書こうと思ったんですが、原作をいざ読み返してみるとほとんど殲滅戦の説明がないという何とも悲劇的な事実を目の当たりにしてしまったのです・・・。殲滅戦の年は『鋼の錬金術師 パーフェクトガイドブック2』を参考にしました。ホークアイとヒューズの階級は想像です。ほかにも適当に考えたエピソードがいろいろです。そこんとこ了承ください。)