パラバドミント国際大会 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

渋谷区より大学応援団フェスタ実行委員会にパラバトミントン国際大会の応援依頼を頂き、去る11月13日~16日、国立代々木競技場第一体育館にて大学応援団フェスタ参加校の中より連合軍を編成し応援を実施させて頂きました。このイベントは来年の東京パラリンピック競技大会のテストイベントを兼ねておりまして、来年、オリンピックパラリンピックでの何かしらの競技の応援を視野に入れた場合、重要な場になるという訳であります。
会場や競技によって応援内容に楽器が使えない等の制限がありますが、選手の活躍に声援を送りつつ、観客に対して声出しを先導するとともに、保育園児・小学校児童・中学校生徒をリードし、会場一体となった応援を展開する手法を実践させて頂いた次第であります。
 
実際にこういった競技の観客は大学スポーツやプロスポーツの応援会場に様にコールや応援歌等、一定の"お約束"をご存知でない方が多い上に、そもそも対象となる競技での応援など見た事がないという方も多いものと思われます。
無論、応援する側も初めて応援する競技もある訳でありまして、それらの競技の試合の流れや声を出して良い場面、静かにすべき場面等を予め学習しておく必要があります。こういった活動は応援活動の幅を広げると同時に、ゼロベースで観客をどうリードするのかという応援団の原点を見つめ直す良い機会だとも思っております。
 
今回の会場では小中学生をはじめ1200名に及ぶ観客と共に応援をする形になった訳でありますが、参加校にとっては良い経験になったと思います。社会の関心が高いオリンピックパラリンピックの場で日本には応援に関してこういう文化があるのだという事を世界に向けて発信するべく今後も活動を継続して参ります。
 
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会