我が團における羽織袴の歴史【後編】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

前編でご紹介させて頂いた羽織袴以外で、個人が誂えたものが2着ございます。この2着は本人引退後、團に寄贈されその後、代々、受け継がれました。

背中に特徴がございます。

左側は背中に「南無八幡大菩薩」と書かれておりまして親衛隊隊長が着用するタイプでございます。南幹事長(12代目)が制作しました。右側は背中に「破れ太鼓」と書かれておりまして鼓手幹部が着用するタイプになっております。大西総務部長(23代目)が制作しました。

 

この2着以外に18代目以降、代々、受け継がれる羽織袴がございます。團長のみ白羽織で他は全て黒羽織であります。これらのものは20代目團員の1名が1回生の折、事故で亡くなってしまうという悲しい出来事がございました。そのご遺族の方より寄贈頂いたものであります。この辺りの経緯は手前味噌で恐縮ですが、非常に良い逸話ですので、後日、稿を改めて執筆したいと思います。

【18代目以降代々、團長が受け継いだ白羽織】

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八代目甲雄会広報委員会