先日の記事で大阪〇〇大学という名称の大学について記載させて頂きました。応援団目線で見るとなかなか興味深い顔触れという側面もございます。
阪大、大阪市大、大阪府大と言った国公立系は現在進行中の組織が多く、組織体としての腰の強さがございます。一方、私立大学の方では、以前、色々とご紹介させて頂いたことがある大阪商業大学は応援団が有名であります。現時点でも大商大は学生数が5千人に満たない、決して大規模な大学ではございませんが、昔日の大商大応援団は万余の学生数を誇るマンモス校の応援団にも決して引けを取らない陣容を誇っておりました。関西地区で勢威を誇っておりました近畿大学應援團と双璧を成す関西応援団界のもう一方の雄でありました。
阪大、大阪市大、大阪府大と言った国公立系は現在進行中の組織が多く、組織体としての腰の強さがございます。一方、私立大学の方では、以前、色々とご紹介させて頂いたことがある大阪商業大学は応援団が有名であります。現時点でも大商大は学生数が5千人に満たない、決して大規模な大学ではございませんが、昔日の大商大応援団は万余の学生数を誇るマンモス校の応援団にも決して引けを取らない陣容を誇っておりました。関西地区で勢威を誇っておりました近畿大学應援團と双璧を成す関西応援団界のもう一方の雄でありました。
大商大以外にも大阪経済大学、大阪経済法科大学、大阪工業大学、大阪産業大学、大阪電気通信大学といった事情通の方なら唸ってしまう校名が見受けられます。それぞれが特徴のある団風を誇っておりましたが、知る限り現時点で存続している団はないと思われます。
大阪と東京とで現役時代、違いを感じていた点は、東京では電車に乗っている時、ターミナル駅で乗り換えをする時、街中を歩いている時、夜の飲み屋街を散策している時等々、結構、他校の団員を見かける機会が多い様に感じておりました。
無論、大学の数、応援団の絶対数が違うのですから当然の事なのでありますが、もう1点、相違点がございます。それは東京の場合、23区内にキャンパスを置く大学が多いのであります。現在では郊外へキャンパスを移転させた大学も随分と多い様ですが、大阪は意外と大阪市内にキャンパスがある大学が少ないのであります。
関関同立で唯一、大阪に本拠を置く関西大学は吹田市、応援団が有名な近畿大学は東大阪市であります。上に挙げた大学では阪大(豊中市)大阪市大(大阪市)大阪府大(堺市)大経大(大阪市)大経法大(八尾市)大工大(大阪市)大商大(東大阪市)大電通大(寝屋川市)となっておりまして、例示した10校のうち大阪市内にキャンパスがあるのは僅か3校となっております。
大きなターミナル駅や応援会場の近く、はたまた夜の盛り場くらいでしか他校の応援団員と遭遇しなかったのもこうやって考えれば頷けます。
【昭和53年の大阪駅】
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会