甲南摂津会40周年【6】【完】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

應援團が甲南大学に存在しておりました時代、多くの團員は應援團三昧の学生生活を送っておりました。逆に言えば我々は、応援団の分野で最も母校に貢献できる訳でありまして、このリソースを使わない手はありません。
 
そもそも論として應援團という団体が、現在の大学において必要な存在であるかという議論も、應援團関係者の独断と偏見だけではなく、今回の摂津会40周年記念式典で必要である事を体育会が認知して下さったことによって、我が校でも大きく前進する結果になりました。
【スポーツニッポン 2019/6/26版】
應援團とは変幻自在さもその特性の一つであり、時代時代によってその横顔は異なります。戦後間もない貧しい時代の中で、学生運動が活発化する混沌とした社会情勢の中で、バブル経済に浮かれる華やかでありながらも儚げでもあった時代の中で、大学の中で應援團は活動を継続して参りました。今の価値観を以ってすると好ましくない姿がその中にある事は否定できません。ただ特定の時期の應援團を今の価値観で断罪し不要を唱える向きがない訳ではないと聞きますが、ナンセンスでありましょう。
 
大学応援団業界も、これからの少子化社会の中でどう生き残っていくか懸命に努力を重ねております。来年の東京オリンピック派亂リンピックに向けた取組にも積極的に対応し、大学応援団の存在を広く世に知らしめる努力を行ってもおります。
こういう全国的な動きにも我が校も乗り遅れる事なく、未来の應援團像をそして甲南像を創造し発信して参りたいと思います。【完】
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会総本部