KONAN TODAY | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

発送のタイミング、お住いの地域等々の条件で多少の時間差はあろうかと思われますが、現在、甲南卒業生向きに甲南学園広報部より「KONAN TODAY」というA4サイズの冊子が送付されております。

お時間がございましたら、是非、ご一読下さいませ。甲南を巣立って歳月が流れる中、ふと自らの原点に立ち返るにあたっては良い一冊だと思います。

 さて、以前、本ブログで、甲南学園の同窓生向けの冊子に、見事なまでに應援團の存在が消し去れている事実に憚りながら苦言を呈させて頂いた事がございましたが、今回のこの「KONAN TODAY」には應援團が掲載されております。

ちょうどセンターにある写真が、弊團八代目幹部(昭和37年卒)の卒業アルバムに掲載された写真であります。中央の方が、弊團創設の頃よりご指導頂いた、学生部長でもあった應援團顧問 木下丹先生であります。昭和34年に最初の解散処分を受けた弊團が、復興の途上、團を身体を張って支えてこられた先輩方であります。後の甲雄会 倉多二代目会長、明坂四代目会長がこの中に写っておられます。

 

乱世の中でこそ應援團の真価が問われる、と弊團創設者 本多孝雄先輩は仰っておられました。事実、本多先輩は、大東亜戦争後の混乱期に建学された甲南大学に應援團を創設し、瞬く間に学内で比肩するものがない巨大組織に仕立て上げ、甲南大学に應援團という存在を根付かせる事に成功されました。

そういう意味において現在は平時で、應援團が必要とされていないという側面があるのやもしれません。

さりながら應援團は過去を彩る存在ではなく、過去より連綿と継続した事実に裏付けされながらも、今現在を懸命に駆け時代を切り拓く存在であるべきだと考えておりますので、今後も應援團再建活動に一意専心、挺身する所存であります。

 

甲南大學應援團OB会

八代目甲雄会 広報委員会