学習院戦の定期戦開閉会式でエール交換が行われなくなり、早十数年の歳月が流れようとしております。無論、当方が團として活動できなくなった事が唯一の理由でありますが、現在は学習院大学應援團よりエールを贈られるだけの場となっております。
現在、学習院大学應援團は全国的に見ましても、技術的にも規模的にもかなりレベルが高い應援團でありますので、本来、双方、五分の立場であるべきセレモニーにおいて、年々、甲南サイドが見劣りする状況が続いている訳であります。
かつてはこの開閉会式は、体育会各部にも動員がかかり、学習院大学であればピラミッド校舎が我が校であれば体育館が、埋め尽くされる程の学生が出席しておりましたが、数年前、見学に伺った際は、規模も随分と縮小されておりました。
学習院戦は我が團にとっては重要な行事の一つでありますが、開会式ですとちょうど今頃の時期なので、勧誘活動の只中での行事であり、新人は未だ数は揃わず、入團者にしてもまだまだお客様対応期間中だったりしますので、それなりの形にするのに苦労した記憶がございます。12月に開催される閉会式は幹部が引退した直後の行事になりますので、3学年で対応せねばならず、相応の苦労がございましたが、すんなりとはいかないが故にやり甲斐がございました。
例年、この時期になりますと少しでも早くかつての定期戦の姿に戻さねばならないと思う訳でありますが、再建活動に大きな進捗も見られず、焦燥感ばかりが募る今日この頃であります。

甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会