卒業式 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

巷では卒業式シーズンで、卒業式帰りと思しき学生さんを散見致します。無論、我が甲南大学でも卒業式はございまして、今はどうか分かりませんが、以前は体育館で行われておりました。

浮世離れした團生活を送っておりましても大多数の者は人並みに卒業式を迎える訳であります。浮世から離れ過ぎた者については、式当日に後輩團員達が先輩を探そうとする過程で
「○○先輩がおらん」
という事実になって顕在化致します。すると卒業証書を手にされた先輩より
「実は○○は留年らしいんや」
と半ば予想したオチをお聞きする事になる訳であります。

まあその程度の波乱は想定内と言えましょう。卒業式では、意外と應援團は存在感があります。本来は他校の様に、セレモニーの締めくくりに校歌の指揮を執り卒業生にエールを贈るべきなのでしょうが、ただ声がデカいだけで歌の下手さには定評がある我が團は招かれません。

代わりと言っては語弊がありますが、我が校の正門の左右に大團旗と中團旗を掲揚します。式開始1時間前から掲揚しておりますが、結構、大勢の方の記念撮影の背景として使われておりました。その模様だけを見れば、應援團は意外と人気がある、と思ってしまうのでありますが、取り立てて他に記念撮影に相応しい場所がなかったためかと思われます。

そんな模様の写真は我が團には現存しておりません。在りし日の正門と別日に正門で撮影された写真で往時を偲んで頂ければと存じます。卒業記念に團旗と共に写真撮影された甲南卒業生の方がいらっしゃいましたら、資料提供頂ければ幸甚に存じます。


思い起こせば4年前、同じ体育館で入学式を経た後、應援團に勧誘され、人生が大きく変わった訳でありますが、歳月を経て同じ場所で再び一般社会へ送り返して下さる訳ですので、感慨も一入であった事を思い出す今日この頃であります。

甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会