昨日の対龍谷大戦の敗戦から一夜明け、大阪学院大学においてバレーボール秋季1部リーグ戦 対近畿大学戦が行われました。言うまでもなく近畿大学は現在の関西バレーボール界で絶対的な実力を誇っており、常に全勝する勢いで優勝を重ねております。
パッと見た感じでも近畿大の選手は他校の選手より1回り大きい感じが致しますし、選手個々の技量を単純に足し算すれば、やはりその地位は盤石であると言わざるを得ません。しかしバレーボールは個人競技ではございません。チームプレーが個の力を上回る事が往々にしてございますので、我が校も持ち味を如何なく発揮できれば勝機は充分にある訳であります。
王者と言えども毎リーグ、取りこぼしがない訳でもなく、今リーグでも既に9月7日の対大阪産業大学戦でストレート負けを喫しております。星取状況も近畿大も我が校もここまで2勝1敗の五分であります。決戦の火蓋が切って落とされました。
昨日の龍谷大での粘り負けとも言える敗戦が大いに選手を発奮させた様でありまして、近畿大の強打を凌いで、序盤からゲームはもつれました。接戦のまま2-2で最終セットまで勝負は持ち越されましたが、高い集中力で15点マッチの短期決戦の最終セットをもぎ取り、王者・近畿大に土をつけました。
試合のポイントは第1、3セットがデュースにまでもつれましたが、この両セットを取った事であると思います。逆に言えば近畿大はストレート勝ち出来た可能性が多分にあった訳でありますので、痛い敗戦であると言えるでしょう。
これでここまで3勝1敗で次週よりは前リーグ6-8位のチームとの対戦となりますが、近畿大戦の勝利に酔う事無く、甲の緒を締めて頂きたいと思う次第であります。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会