甲南における3部体制【後編】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

そういう意味では現在までの時間軸の中で、リーダー部、チアリーダー部、吹奏楽部の3パートが我が校の中に存在し、存在期間も重なっている訳でありますが、他校の様な活動が殆ど出来ていないのでございます。今現在の事は詳細まで把握出来ておりませんが、チアリーダー部より吹奏楽部への応援協力要請があったり、交流がある様でありますが、2部が協力してアメリカンフットボール部等の応援活動を行っているか否かは不明であります。


他校の事例を見ましてもやはりリーダー部が音頭をとって、これらの組織をまとめ上げ一つの目標に向かって猛進できる体制作りが必要となるものと思われます。


以前にも触れましたが、関西の有力私立大学を俗に関関同立、産近甲龍と呼ぶそうでありますが、この8校の中で応援リーダー組織を持たないのは甲南大学のみであります。あらゆる意味でメディアへの露出度が高く、日本を代表する大学群という印象を与える東京六大学と総称される6校、また甲南の兄弟校である学習院大学、いずれの大学にも応援団リーダー部がございます。


そういう意味では我々、應援團OBの思惑とは全く違う形で応援団リーダー部が必要とされる場面が出てくるやもしれません。またそうあるべきだとも思っております。


甲南の場合、3部で活動を推進する文化を過去、持っておりません。それ故に下手に過去を知る者より、過去のしがらみも知らない現役学生諸氏による新3部体制発足を祈念せずにはおりません。特段、3部に拘る必要すらなく、1部構成でも5部構成でも良いのではないでしょうか。ゼロベースで一から作り上げていこうという広大な気宇を持ったスケールの大きな学生の登場を希う今日この頃であります。


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八代目甲雄会広報委員会