イベント営業で重要なポイントとしてはOBの結婚式が挙げられるでしょう。一般的に、引退後7~8年以内に所帯を持つ者が多いですので、OBとしては若手の分類に属します。この年代はまだ大学や乱舞祭のイベントにも比較的、顔を出しがちでありますので、そういう機会にお会いしますと「是非、先輩の門出を祝わせて下さい」と営業するものでありました。
時には少林寺拳法部や空手道部を初めとする体育会OBの方の結婚式にお招き頂く事もございまして、やはり日頃の付き合いがいかに大切かという事を痛感する場面でもあります。
先輩としても後輩が大挙、来てくれてエールを贈ってくれるのですから、祝儀もはずまねばならない訳であります。またその有難みを知った現役は、後年、自らが式を挙げる際は、現役團員を呼ぶ、という好循環になりますので、長い間、伝統的に行われておりました。
應援團と結婚式、意外に良い取り合わせであります。身近に現役、OB問わず應援團関係者がいらっしゃいましたら、呼んでみるのも一手かと存じます。
そう言えば我が團の機関誌「至道」創刊号(昭和47年)に当時の衣笠学生部長が我が團に寄稿して下さいましたが、その中に結婚式で会った当時の應援團のエピソードを書いておられます。雰囲気は何となく伝わるのではないでしょうか。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会