甲窓とは甲南学園同窓会の機関誌でありまして、今年の分が昨日、自宅に届いておりました。誌面には大学同窓会、高校同窓会、旧制高校同窓会の活動状況や、各方面で活躍している卒業生の近況等が掲載されております。
大学同窓会では小林豊新会長(小林製薬社長)下での体制が固まり、支部組織は国内31、海外5と拡充し、会員も10万人を数えるまでに至っております。5年後の甲南学園創立100周年に向け、力強い活動ぶりを感じ取る事が出来ます。
結構、丹念に読んだつもりではおりますが、誌面には應援團という単語も應援團OBの氏名、写真等は確認出来ませんでした。他校では同窓会の本部役員や支部役員を應援團OBが務める事は珍しくなく、むしろ中心的な役割を果たしている事の方が多いのではないでしょうか。大学や学校法人の職員になっている應援團OBも多く、相互の連携もスムーズだったりする訳でありまして、應援團の理念や設立趣旨を考えれば、ごくごく当然の事と言えましょう。
考えてみれば、我が会のメンバーの顔触れを見回してみますと、先輩がいると大人しく猫を被っていたりしておりましても、ちょっと目を離すと奔放に駆け回っている様な気質の者が多く、おおよそ大学の同窓会組織に馴染みにくそうな感じが致します。
さりながらこういった同窓会組織において、應援團OBとして活動に参画し発展に寄与するという行為は我が会の地力を確実につける事に繋がります。交流を通じ様々な情報を得る事が出来ますし、またその者を通じ、決して芳しいとは言えない我が團のイメージを払拭する事も出来るでしょう。
OB諸兄におかれまして、甲窓には目を通して頂き、参加可能な地域の甲南会がありましたら、是非とも應援團OBとしてご参加頂ければ幸甚に存じます。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会