続・あすなろ三三七拍子 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

昨日の記事を読み返してみると、作品の概要などに触れておりません事に気づきましたので、簡単にご紹介したいと思います。


45歳の中年サラリーマンが廃團の危機に陥った大学の応援団団長に同大学OBである社長からの命令で就任、応援団の再建に賭けた悪戦苦闘を描く青春群像劇と紹介されておりますが、要約するとそういう事になります。


荒唐無稽な設定の様に感じますが、我が会を始めそういう想いを持った応援団OBは全国に相当数いらっしゃるのではないかと愚考致します。実際問題として、今現在、存続している大学応援団よりも過去、存在していたものの何らかの事情で現存していない団の方が多いでありましょうから、それらの団の出身者にとっては賛否両論、何かを思う事でありましょう。

無論、このドラマの設定を実際に行動に移すとなれば障壁が無数にある訳でありまして、それが故に応援団OBにとっては一つの夢であると言えない事はないのだと思うのであります。


応援団OBにとっては埒もない馬鹿げた夢想が架空のドラマの世界の中でどの様に展開されるかが焦点になる事でしょう。

しかしながらそれより大切な事は、現在では「応援団」と聞いてもピンと来ない現役世代に対して、このドラマを通じどの様な応援団像を残せるか、という事にあると思います。無論、それはドラマの展開、演出次第なのでありますが、今の世に応援団という存在を考える場が出来た事は、仮にドラマそのものが駄作であったとしても、大いに喜ぶべき事でありましょう。



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八代目甲雄会広報委員会