昨今の我が校における体育会への加入状況はどの様なものか気にはなっておりましたが、正確な数字などは把握出来ておりませんでした。去る2月に開催させて頂いた弊團60周年記念にご出席頂いた体育会全体のOBOG組織である摂津会の幹部の方にその点のお話を伺ったところ、全学生の1割程度だそうです。
現在の我が校の学生数はざっと9千名でありますので、体育会のメンバーは900名程度という計算になります。その中で100名を越える部員数を誇る硬式野球部、サッカー部、またそれに次ぐアメリカンフットボール部等、巨大な組織がありますし、またスポーツ推薦制度が適用され、常時、20-30名の体制を堅持するホッケー部、柔道部、バレーボール部などもございます。
おそらく900名のうち、部員数が多い上位10部でその過半を占めており、体育会全体では40団体以上ありますので、残る半数が30団体以上に分かれ所属している事になります。
この計算で参りますと、上位10部以外は、平均1部15名もいない事になりますので、やはり低迷ぶりが伺える訳であります。
文化会やサークルも大きく変わらないであろう事から考えますと、全学生の7-8割の学生はクラブ活動等とは無縁な生活を送っているであろう事が分かります。その大多数の中に、このクラブに入っていれば活躍するであろうという逸材が多々、埋まっていると思うと非常に残念でなりません。
その中、あらゆる意味で我が應援團が新人を迎える事は難しい状況であると言えます。かねがね大学におけるクラブ活動全体が活発になる事が應援團再建の近道であると考えておりますので、何かご協力できることがありましたら積極的に取り組んで参りたいと思っております。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会勧誘対策委員会