48代目激励会 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

48代目は現時点で我が應援團最後の代目でございます。1名しかおらず、その者が卒業と共に引退した事により名跡が途絶えた訳でございます。

総員1名という状況でありましたので、これと言った活動は出来ておりませんが、専ら勧誘に東奔西走した1年であったと言えましょう。ある意味では一番、苦悩した代目であると言っても差支えないでしょう。


地道に学内でビラを撒いたり、イベント等で告知をしたりと言った事が主たる活動でありましたので、OBとしては余り手伝える場面がございませんでした。金銭的な面でのフォロー程度しか出来ていなかった様に思います。それでも演目は相当、絞りましたが「乱舞の集い」を開催致しましたし、生田神社での「奉納乱舞」「節分祭奉納乱舞」も実施致しました。その折は直近3年程度以内に引退したOBが團旗を持ったり太鼓を叩いたり歌を歌ったりしておりました。甲南大學應援團の看板を護るという意気に燃えておりました。


そんな中、後期が開始される9月に吉田48代目を激励する会を設けた事がございます。33~37代目、43、44代目のOBが集まり、吉田團長を囲んで應援團存続について大いに議論を行いました。


現役が危急存亡の危機であると聞けば、馳せ参じる気概に溢れておりました。とは言え、集まった者は現役時代、何らかの危機感を覚える代目の者ばかりでありましたので、自らが乗り越えた経験から、本当に應援團がなくなってしまう事に対して現実感を持てなかった感は否めません。


現在、厳しい現実、悔しい思いが10年分、蓄積されております。再び斯様な激励会を行わざるを得ない事態に陥らぬ様、盤石の組織体制の構築を確実に進めて参らねばなりません。


甲南大學應援團OB会

八代目甲雄会広報委員会