去る10月27日(日)靖国神社において拓殖大学応援団紅会様による奉納演舞が開催され、弊会より関宏方会長(23代目)、大島健司東京支部幹事長(37代目)が観覧にお伺いさせて頂きました。奇しくも朋友・學習院大學應援團のOB・OG会組織である櫻援会よりも小林敏男副会長以下の面々がお越しになられており、甲南・学習院の應援團OBで奉納演舞を拝見させて頂く事になりました。
以前にもご紹介させて頂いた通り、拓大の伝統ある演武の数々を後世に伝える担い手としての使命感に燃えておられる紅会様では様々な機会を通じ、演武の数々を披露しておられます。昭和40年代~昭和50年代初頭にかけての大学應援團全盛の時代を現役團員として過ごして来られた方々が中心になっておられますので、失礼ながら平均年齢は高めかと思われます。
さりながら年齢を全く感じさせない勇壮な演武に圧倒される思いでございました。我々も大いに力を頂き、今からの活動に更に力を注ぐ意欲に満ち溢れております。
紅会様の素晴らしい点は、参加されている方々が実に楽しみながら活動しておられる点でございます。これだけの演舞を披露する為には、定期的に集まって練習しておられるとの事でございましたが、義務感ではなく当日を楽しみに集まっておられるそうでございます。そんな自然体で取り組んでおられる姿に風格さえ漂っておられますので、我々も見習うべき点が多々ございます。
複数の読者の方より「甲南も拓大さんの様に有志で伝統の演武を伝承する活動を行い、入学式等を通じ現役の甲南生に見てもらえる場を持てば再建に繋がるのでは?」というご意見を頂戴しております。本日の演舞を拝見しその思いを強めております。現行の体制では荒唐無稽な話の様に聞こえるかもしれませんが、我こそは、と挙手して下さる会員の方はいらっしゃいませんでしょうか?
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会