第1回読者の集い | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

先日、第1回「雲外蒼天読者の集い」を大阪は梅田で開催致しました。某大学の体育会ご出身の読者の方からメッセージを頂戴し、トントン拍子で話がまとまりまして、今回の会開催に至った次第でございます。

先方は関西の某超有名大学の全国大会常連の名門クラブのご出身。はて、私共の様な者と話が噛み合うのだろうか、という漠然とした不安がない事もありませんでしたが、いざ開会致しますと、話は止まらず夜を更けるのを忘れ、大学におけるクラブ活動の在り方について議論致した次第でございます。

 

大学も部もそれぞれ別でありますので、当然の事ながら日常生活や練習、しきたり等、違う事の方が多い訳でありますが、不思議と話は噛み合うものであります。私共からすれば現役部員が存在しているだけ垂涎の極みでありますが、それはそれで多々、お悩みを抱えておられる旨、拝聴し考えさせられる事がございましたし、先方は先方で現役がいない中でのOB会活動に興味を持って頂けた様でございます。

 

幸いにも年齢的には近うございましたので、現役時代の時代背景は合致しており、それ故に弾むテーマもあり、店員さんの「もう閉店なんでっけど…」の声を終了のゴングとし散会と相成った仕儀でございます。

 

いずれにせよ現在、大学ではクラブ活動に参加する学生が減って来ておる事は間違いございません。華々しく活躍しているクラブについても実態はスポーツ推薦の選手ばかりで、準プロ集団でチーム編成が為され、一般学生には敷居が高い存在になっていたりします。

 

無論、各大学の戦略というものがある訳ですが、クラブ活動離れは著しくその大学の一員である連帯感を喪失させていく事になりかねません。私共の時代には存在しました、その大学らしさ、というものを後世に残してゆく為には、門戸を広げ様々な方からご意見を頂戴し、その中で実施可能なもの付いてはどんどん吸収し、事に臨む必要があろうかと愚考致す次第でございます。

 

私共の主だったメンバーは関西在住でございますが、お声掛け頂ければ、可能な範囲で斯様な会に参加させて頂く所存でございますので、ご興味のある方はお気軽にお声がけ下さいませ。

末筆ながら、今回、ご参加頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

 

八代目甲南大學應援團OB会

広報委員会